最近のマダム一家とギターの購入。

ボンジュール。

超お久しぶりのマダムざんす。

えーっと。しばらくブログをサボっている間に

我が家も少し、変化があったんだす。

横浜の大叔母は退院したんだ。

じーちゃんが迎えに行って、しばらく横浜で

住もうとしていたら、8月の下旬の日本はまだ

めちゃくちゃ暑い時期になんと、

おばの家のエアコンが故障したって。

こんな所にいたら、暑くて死んじまうと

おばをショートステイに急きょ預けることにして

じーちゃんは千葉のボロ家に戻り、エアコンの修理日に

横浜に行って立ち会って、エアコンが直ってから

おばを自宅に戻らせたって言ってたな。

緊急避難のショートスティの申し込みも

エアコンの効かない33℃の室内で

汗だくになりながら支援員に状況説明して契約して、と

まさに地獄だったよ~、

ってじーちゃん、言ってたな。

そんなわけで、なかなかに大変だったみたいなんだ。

おばが自宅に戻ってからは、じーちゃんはおばのそばに

しばらくいてやるつもりでいたんだけどな、

横浜で泊まった翌朝、おばが起きてきて台所に行くもんだから

何をしているのかと思ったら、

じーちゃんの朝ごはんを作り出したんだって。

やっぱり、全くかまわずに寝てることも出来ないらしい。

甥っ子がいると思えば、朝ごはんを作ってやらないと、と

思ってしまうみたいだな。

結局、1人の方が気楽でいいということになり、

じーちゃんは通院なんかの時だけ横浜に向かって

付き添うことになったんだ。

それでだ。退院後、初めての通院日に

じーちゃんが横浜までおばちゃんを迎えに行った。

そしたらおばちゃん、なんとなんとの

受診拒否をかましたらしい。。。

マダムはじーちゃんからこれを聞いて

じーちゃんの労力を考えたら思わず腹が立ったけどな、

じーちゃんは全然、怒ってなかったんだ。

おばちゃんは

「手術をして、今は体調もどこも悪くない。

90過ぎて別にこれ以上長生きしたいわけでもないし、

いまさら検査だの積極的な治療だのはもうしたくないんだ。

具合が悪くなったら自分で救急車を呼ぶし、間に合わなかったら

ここで死ぬまでだよ」

って言ったんだと。

手術はガンの治療じゃなくて、胆管が閉塞していて胆汁が詰まっていたから

胆汁を出す管を留置する手術だったんだ。

胆汁の詰まりが解消されたら黄疸も良くなったし、今は

食欲はないけど、どこかに不調があるわけでもない。

おばにしてみたら、今のままで十分

もう、あれこれ検査だの治療だのはしたくないということなんだ。

じーちゃんは怒るどころか、おばの腹の据わりように

感心し、共感したみたいなんだ。

俺もおばの気持ちがよくわかるよ、

同じことを言い出すかもしれんって。

その時は、怒って無理やり病院に連れて行かないで

温かくみてくれよ、とまで言ってたな。

受診の予約をすっぽかすなんて

じーちゃんの頭にはこれっぽっちもなくて

迎えに行って拒否されて、はじめはびっくりしたみたいだけどな

おばと話しているうちに納得したんだって。

そういうもんなのかなぁ。。。

マダムにはまだよく理解できないけどな、

受診拒否したおばは病院の代わりに

銀行に連れてってくれと言って

しっかりした足取りで銀行に向かったんだと。

そんなわけで、じーちゃんは横浜にたまに

おばの様子を見に行くけれど、

つきっきりではなくなったんだ。



あとは我が家は、チビを除いて

上の2人のスクールがはじまったんだ。

長女は9月3日~、長男は9月7日~はじまったんだ。

マダム、我が家の自主隔離から何日ぶりのスクールだろうと

数えてみたら、長女は170日ぶりのスクールだったな。

170日って。。。実に長い!!

ホントに今年は世界中が激震した出来事に振り回されたなぁと

感じたんだ。

長男もスクール開始から4日が経ち、少し話す友達も

出来たみたいなんだ。

セカンダリ―スクールに毎日、ブカブカのブレザーを羽織って

行っとりますよ(笑)

8月に日本から来たばかりの日本人の男の子が

同じクラスにいるってボソッと教えてくれたんだ。

相手の子が

友達出来なかったどうしようって思ってた、

って長男に言ったらしくて、それが

嬉しかったみたいだな。

とりあえず話す友達ができて、マダムも

ちょっとホッとしたんだ。

これから、スクールがどんどん楽しくなるといいなぁと

願ってる所なんだす。

ただし。スクールではやっぱり誰1人、マスクをしていなんだと。

最近、イギリスもまた、少しずつ感染者がまた増えはじめたらしく、

6人以上の集まりが再び禁止されたって夫が言ってたな。

そんな状況なのに、誰1人マスクしてないってどーゆーこと??

って思うのは、マダムだけかえ?

子供の感染が少ないからなのかなぁ。

長男のセカンダリースクールも、これからはじまるチビのスクールも

保護者がスクールのゲート内に入ることを禁止しているからな、

スクールなりに考えてるんだとは思うんだけど

やっぱり不安は残るよな。。。



夫はだ、いまだに在宅ワークなんだす。

9月から出社予定だったのが、少なくとも10月末までは

在宅ワークが確定。

ママ友の旦那さんは、既に年内いっぱい在宅ワークが

確定しているって言ってたな。

3匹がスクールに行ってる間もあやつが家にいるんかい?

慣れない状況に息が詰まるか?と一瞬考えたけどな、

そうだ、うちの夫は今も1人で地下にこもり、

ランチは自分で勝手に用意して、食べたら地下に引き返す。

ホントに存在すら忘れてしまいそうな動きをしているので、

まぁ、実質無害ということがわかったんだ(笑)

つまらない夫だけど、静かで怒らないところがまぁ、

良い所といたしやしょう。



夏休み中のお出かけ記事はまた別に書くとして

我が家の変化としてはだ、

長女がギターを習いはじめやしたよ。

なんだか知らないけどな、

急にギターを欲しがりだしたんだす。

コストコにあったギターをみて、

普段はあまり物をねだらない長女が

お願いだから、このギターを買って、

って熱心に言ってきたんだ。

だって、誕生日プレゼントにもう

自転車買ってあげたじゃない、とマダムが言うと、

クリスプレゼントにして

って言う始末。

マダムはいつもめんどくさくなると

パパに聞いて、ママわかんない

っつって夫に丸投げするんだけどな、

そうこたえたら、夫に電話で直訴するんだわ(笑)

夫もびっくりしただろうよ。

マダムと3匹がコストコに食料買いに行ってると思ってたのに、

突然、長女からギター買って、なんて電話がきて。

子供に基本的には甘い夫はだな、

まぁいいんじゃない?みたいな雰囲気だったけどな

マダムは右も左もわからないド素人が

やみくもにここでギターを買うべきじゃない、

いつか必ず買ってやるから、今日コストコで見つけて

今日買うのはとりあえず、やめておこうって提案したんだ。

長女はしぶしぶ了承し、マダムはそこから

長女のギターの先生を探したんだ。

ってちょっと大げさだな。

長女のギターの先生は、ママ友から聞いていて

実はあてがあったんだ。

20代後半~30代前半の日本人のキレイな女性の先生。

教えてもらったママ友の子供はもう、辞めてしまったけれど

すごく真面目で素晴らしい先生だって聞いてたんだ。

そして、ギターの購入にも付き添ってもらったってことも

聞いてたからな、マダムもギターを買うなら

この先生に付き添ってもらいたいって思ってた。

8月の終わりにコンタクト、とりやしたよ。



そして、先週末にギターの購入。

ギター購入サポートプランに申し込んで、

先生とTottenham Court Road駅で待ち合わせたんだ。

夫がこのコロナ禍で電車に乗ることを嫌がって

なんとなんとの車移動。

週末で道が混んでたこともあり、20分も遅刻。

電車で20分の場所に、1時間前に家を出て20分の遅刻って。。。

先生も

今日、車でここまで来るとは思いませんでした、

ってかなりムッとしてる雰囲気。

こ、これは💦

第一印象最悪じゃーん。

お互いマスクで目元しかわからなかったけどな、

先生もはじめは相当、怒っていたに違いない。

その上、夫とボーイズはパーキングを探して

先に車を降りて走ったマダムと長女から遅れて合流すること、さらに30分。

大変でしたね、お疲れ様です

なんて、先生は夫をねぎらってくれたけどな、

この一家、絶対にアホだって思ったに違いない。

ま、いーや。

おそらく第一印象は最悪だったけど、それでも先生は

長女のギター選びに真剣に付き添って下さった。



ギター選びは駅近くの楽器街、Denmark Streetに行ったんだ。

ロンドンにこんな所があるなんて、マダム、知らなかっただす。

そうだなぁ、御茶ノ水の楽器街みたいな感じかなぁ。

チキンなマダムじゃ1人で入るのは難しいような雰囲気。

古くてロックな感じのお店が多かったな。

おそらく、ギタリストにとっては聖地なんだろう。

そこに先生が

Hi!!

とかなんとか言って、重いドアを開けてふつーに入ってくからな

マダムは

か、かっちょいい~

と圧倒されちまった。

結論からいうとだな、

💰を払ってでも先生に付き添ってもらって

ギターを選んで、本当に良かった!!

まず、Denmark Street っていう

ロンドンでは有名な楽器街に実際に行けて

その雰囲気を味わえたこと。

長女にとっては良い経験となったと思う。

あとは、実際に楽器屋をはしごして、長女が実際に

ギターに触れて、形や音色が好きなものを

選ぶことが出来た。

これが、一番良かったところだな。

チキンなマダムだったら、ギターを触らせてもらったら

なんだか悪い気がして、その店の中から

長女に合うギターを探してしまっただろうけどな、

先生はそんなことお構いなしだ。

何台も触って

ありがとう!

と笑顔で店を後にして、次の店に行く。

長女に

さっきの店のとどっちが良かった?

音とか、触り心地とか真剣に考えて、

って言って、長女と一緒になって

悩んでくれた。

そうか、楽器ってこうやって選ぶんだ。

何軒もはしごをして1つのものを選ぶことをしたことがなかった

マダムにとっても、新たな発見があったんだ。

長女はこの日、本当にたくさんのことを

吸収したんじゃないかと思う。



長女に購入したギターは

109ポンドの最安値(笑)

長女が

私、これがいい!!

って言った時には最安値なもんだから、マダムも

長女が我が家の懐事情を心配して、最安値を

選んでいるんじゃないかと思ったんだ。

マダムの兄が小学校の入学前に机を買いに行った時に

最安値の机を指さしたのを見て、じーちゃんが

兄の親への遠慮をいじらしく感じて、

最高ランクの机を買ってやったって話しを聞いたことがあったな。

年長の子供にはそういう傾向があるのかもしれないな。

これに対してマダムはだ、

Dr.スランプアラレちゃんの机を指さし、

私、ぜーったいにこれにする!!

といって、きかなかったんだと。

キャラものの机は安くない上に、

子供っぽさ全開だ。

真っ赤な椅子の背もたれに

でかでかとアラレちゃんが描いてある机。

これは、すぐに飽きるよ

大きくなってもずぅーっとアラレちゃんなんだよ?

両親の必死の説得にもマダムは

私は大人になってもアラレちゃんでいいの!!

と譲らなかったんだそうな。

数年後、この真っ赤な椅子のキャラクター机を

マダムが激しく後悔したことは

言うまでもないな(笑)



長女が最安値のギターを気に入ったなんていうもんだから

さすがにマダムもかわいそうになってな、

200ポンド過ぎたらちょっと厳しいけど

一番安いのじゃなくていいんだよ、

と言ったんだ。

120ポンド、150ポンド、180ポンドなんかの

価格が低めのビギナーズギターは他にもある。

最終的に170ポンドのギターと

この109ポンドのギターで悩んでいたけどな、

ボディーの色が彼女にとっては大きかった。

170ポンドのギターは薄い茶色、

109ポンドのギターはこげ茶色だったんだ。

暗い色が好きな長女は、マダムの予想通り、

こげ茶色のボディーに一目惚れしたみたいなんだ。

先生も

ホントにビギナーズ用の安価のギターだけれど

音色も悪くないし、なにより本人が

これがいい!!っていうのが一番。

ギターも相性があるから、一目惚れしているのならば

それにしてあげていいと思う、

と言ってくれて、その店の最安値君のギターの中で

お気に入りのカラーと音色をさらに比べて

買ってきやした。

親としては、覚悟していた出費より

だいぶ抑えることが出来てラッキー♪だったんだ。



そして今日、はじめてギターのレッスンが

あったんだす。

先生はコロナ以降、まだしばらくは

オンラインレッスンのみということで

スカイプで1時間のレッスン。

本人は楽しかったみたいで、レッスン後も

ポロンポロンとギターを触っていたな。

あやつは気に入るとそれなりに一生懸命に

やるだろうな。

ただし!!ピアノを触っておりませぬ。。。

あまり愚痴るとやる気をそぐことになるしな、

なかなかに難しいところだけれど

当分はギター>ピアノ

になりそうな予感がしとります。。。

以上、マダム一家の近況報告。

 

おしまい。

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