迫りくるコロナの恐怖。

ボンジュール。

今朝のニュースでは、東京のコロナの

新規感染者が949人で過去最多と出ていたな。。。

日本もますます、大変な状況になってきたな。

この状況下で来夏のオリンピックなんて

ちょっと無理でしょう。

やりたい、実現したいという願望と、実現可能かどうかという現実を

混同しちゃいかんよな。

マダムだって、ムリでしょとは前から思っていたけどな

言葉としてここに書くことは

ちょっとためらわれた。

せっかく開催国に選ばれて日本のみんなが心待ちにしていたことだし、

マダムだって日本での開催はあればいいなと思っていたからね。

でも今の状況はやっぱり、どう考えても

ムリだわな。

もし、万が一にも強行したらしたで、

多くの死者や犠牲者が出ている中で不謹慎だ、って

批判も噴出するに決まっているし、

選手団を派遣しない国だってたくさん出てくるだろうな。

苦渋の決断を下して発表するのは、非常に勇気がいることだと思う。

ただし。希望的観測で決定を延ばし延ばしにして

ヘビの生殺しみたいな形で、日本の観光に携わる人を

振り回すくらいなら、さっさと中止を決定して

アナウンスしたり、日本の政府が出来る補償を提示してあげる方が

よっぽどいいと思うのは、マダムだけじゃないと思いますです、はい。



さてさて。こちらイギリスの状況を

ブログをサボりがちなマダムとさかのぼって

みていきやしょう。

イギリスはですな、もうホントにヤバいんだす。

えーっと。11月5日からのロックダウンは一旦、

12月2日で終了。

ロンドンは Tier2 となり、また以前のセミロックダウンに

戻ったわけだ。

屋内で会うことはダメだけど、外でなら

6人までならOKルールね。

習い事も体操教室もふつーにあるよのやつ。

おー、良かった良かった、と思っていた矢先に

長女のスクールからメールが。

同じ学年の子供に感染者が出たから、

1週間、オンラインで授業を受けて下さいって(泣)

長女は、日本では中1なんだけど

こちらのスクールではイヤー9なんだす。

高学年になると、クラス単位で行動しないの。

クラスは一応、存在するんだけれど

1人1人タイムスケジュールが違っていて、

授業ごとに個人で教室移動するらしいんだ。

同じクラスの子でも、ほとんど一緒に授業を受けたことが

ない子がふつーにたくさんいる状態。

逆にクラスは違うんだけど、授業でよく一緒になる子もいて、

その子と仲良くなったりするわけ。

で、同じ学年の子供に感染者が出たんだ。

スクールはもちろん、どのクラスの誰、なんてことは

絶対に公表しない。

その子供が受けていた授業なんかをさかのぼって

調査するんだろうね。

感染した子供は、長女とは1週間前に同じ授業を受けていたらしい。

1週間前に接触があったから、本来は2週間の隔離期間が

残り1週間というわけだ。

ってことで、12月2日のロックダウン明け、ちょっと嬉しい♡

の翌日から、長女、1週間のセルフアイソレーションの

連絡がきてしまったんだす。

イギリス政府の要請では、スクールは最重要だから

とにかくなるべく開校することが基本。

該当する子供だけ、オンライン授業にさせて

通常通りに開校しているんだ。

前回ブログに書いた、国際人のTちゃんのところの

娘さんのスクールなんか、

学年180人中、130人がオンラインになってた時期があったって

言ってたな。

そんなになるんなら、全員オンラインにしちゃえ!ってマダムが言ったら

スクールは基本は来れる子供は通わせる方針にしなきゃいけないんだって。

ふぅーん、なかなか大変だねぇ。

なんて話していたらだ、今度はうちがそうなってしまった。

しかもだ、ロックダウンがちょっと緩和されて嬉しい、って喜んでた矢先にだ。

結局、スクールからの要請で、長女は1週間オンラインとなったから、

その間の塾やピアノなんかも全てオンラインだ。

ロックダウンが緩和された実感なんて

全く感じられないわけだ。

不思議なことに、長女の1週間のセルフアイソレーション中は

兄弟は普通にスクールに通っていいんだって。

これって果たして、感染対策になってるんかいな?って

疑問なんだけどさ、まぁ、我が家にとっちゃ3人在宅なんて地獄だから

行かせていただけるんなら、ボーイズはスクールに行ってもらいましょ、

ってことで行かせたけどね。

ここら辺の対策がどうにも不思議なことばかりなんだす。



で、長女のセルフアイソレーションが明けてすぐ、

マダムは例の青空お茶会のメンバーと早速、

ランチに行ってきましたよ。

やっとやっとの解放感。

どんな風にランチをしたかというと、

パブの外の屋根付きのテラス席で

厚着でひざ掛け持参での震えながらランチ(笑)

一応、屋根にヒーターが付いていたけど

まぁまぁ寒い。

ホットドリンクとタイカレーを冷めるより先に

急いで食べる、というなかなかすさまじいランチだったけど

それでも、みんなに会えて楽しかったな。

寒いけど、なんとかイケるね、またランチしようね!!

って別れた翌日の朝。。。

今度はチビのスクールから緊急メールが入り、

チビのクラスメイトにコロナの感染者が出たから

チビが2週間のセルフアイソレーションをしなくては

ならないことに。

もうね、やっとやっと長女のオンライン授業期間が明けて

やったー、って思ってた矢先の出来事で、

しかも一番ギャオスのチビが2週間自宅待機なんてことになって

マダム、ホントに泣けてきた。

しかもチビをスクールに行かせるために、起こそうと思ってたタイミングでの

メールでさあぁ。。。

でも、こればっかりは仕方ない。

せっかくはじまるマダムの体操教室もキャンセル、

また行こうと話していた寒空ランチも当分無理、ってことで

チビとの2週間のおうち生活を余儀なくされたわけだす。

泣けてきたけど、前日に震えながらみんなと

ランチしておいて、つくづく良かったと思ったわけね。



チビの2週間の自宅待機は結局、そのまま冬休みに突入することを

意味したんだわ。

クラスで予定していたクリスマスパーティーや

練習していたクリスマスソングの配信(保護者は見に行けないので録画予定)も

全部中止。

ホリデー前の挨拶を先生やお友達のママにすることもなく、

突然、スクールがなくなってしまった。。。

その後もチビのクラスメイトにも他の学年にも感染者が出てしまい、

チビのクラスだけでなく、学校全体の冬休みが1週間早まることとなったんだ。

自宅待機だろうと、冬休みだろうと休みの名前が変わっただけで

元気いっぱいのチビが家にいることには変わりない。

午後の2時半になると長男が帰ってくるからな、もう

それまでの辛抱、ってことでチビと過ごしましたとさ。

なーんて、そんなに遊んであげてなかったな。

チビは1人で黙々と絵をかいたり、レゴで遊んだり。

独り言がとてつもなく多くて大きいんだけど

それなりに楽しんでくれていたから、良かった。



チビとのおうち生活の中でもちょっと素敵なことがあったんだ。

それはバルーンマンによるショー。

マダム、知らなかったんだけど、チビのスクールの送迎で会う

パパがバルーンマンだったんだ。

やたら明るくて元気なパパ。

いつも笑顔で、チビにも、英語が出来ないマダムにも

声かけてくれて、すっごいいい人だな、って思ってたんだ。

そのパパさんが、子供達の突然の自宅待機に

立ち上がってくれたんだ。

自宅待機が決まった当日昼からの

オンラインバルーンショー。

クラスの連絡網に自分がバルーンマンであることの紹介と

彼のビジネスサイトの紹介、そして

ZOOMでのバルーンショーの告知が送られてきたんだ。

このパパさん、これを冬休みに入るまでの

1週間、毎日朝の9時に40分、配信してくれたの。

マダムはどうしようもないぐうたらママだからな、

休みに入ると朝の9時も地味にきついものがあるんだけど(笑)、

このパパさんの善意に感動して、バルーンショーのために

9時に間に合うようには起きましたよ!

そして開催されたバルーンショーには全部、参加させて

いただきましたよ。

とにかく、辛い中でもほっこりなことがあったんだ。



そして、事態はさらに深刻になっていきやした。

12月の23日~27日までイギリスではクリスマス前後の例の特例期間が

設けられていたんだ。

それで、感染が広がらないか?ってちょっと心配していた特例ね。

この特例の内容は、クリスマス前後に特定の3家族までなら

おうちで会ってもいいという、特例。

特定にしているというのがすごいでしょ?

決まった3家族にしておかないと、感染がさらに広がるから、

ということなんだろうな。

そこで、我が家はもちろんM、そして長男のスクールの友達のK君を

迷わず呼ぶことにしていたんだ。

K君は英語が全く話せない状態で、今年の8月に日本から来た子だ。

一応、不思議ボーイが助けてあげているらしく、K君母子は

長男にとっても感謝してくれているんだ。

このK君、1人っ子なんだ。

そして、K君のママは自分で会社を立ち上げているワーキングマザーで

12月は1ヶ月、ほとんど日本へ帰国してしまってるんだ。

K君はその間、パパと2人暮らし。

このロックダウンさえなければ、週に1回ぐらい

マダムの下手くそな夕飯でも食べに呼んであげなきゃ、

って思ってたんだ。

それがだ、屋内で家族以外の人と会うことが禁止なもんだからな、

K君をうちに招待することが出来なくなってしまった。。。

1人っ子で、イギリスに来てあまり日が経っていないK君が

パパと2人だけで過ごしていると思うだけで、

なんだか辛くなるわ。

うちの喧嘩三昧の3匹とでも一緒に過ごして

少しは楽しんで欲しいと思っていたのに、

それもクリスマスの特例期間しか出来なくなってしまった。

日本にいるK君のママと時々連絡を取り合って

12月23日だけはとりあえず、うちでワイワイパーティーをするから

K君をよこしてね、って話してたんだ。



ところがだ。

まず、12月16日からTier 2 から Tier 3 に警戒レベルが引き上げられた。

これは、外で6人までの交流は可能だけど、

パブ・レストランは閉鎖。

映画館、劇場、美術館の屋内施設も閉鎖。

Tier 3からTier 2の地域へ移動することが出来なくなってしまったんだ。

マダムはチビが自宅待機の要請だったからあきらめていたけど、

せっかく再開された体操教室もなくなってしまった。

くもんもなくなった。

とにかく、12月2日でロックダウンが明けて

ちょっと規制が緩くなって、家族とだけなら外食行ける♪という

状態だったのが、12月16日から、また、ダメになってしまったんだ。

おまけにロンドンは Tier 3 で、Tier 2 のエリアに行くことが出来ない。。。

これって、実質、ロンドンから別の地方に行ってはダメってことなんだ。

うっそーん。これじゃ、どこにも行けないじゃん(泣)

うちはですな、夫が子供の冬休みに合わせて

2週間の休みを取っていたんだす。

会社の決まりで、3月までの今年度中に

2週間の連続した休みを取らなくちゃならない。

日本に一時帰国したりしたかったから、

それはそれは大事にこの2週間の休みを

取っておいたんだす。

でも、どうやらこれも3月までに使える見込みがない。。。

子供達のスクール、特にボーイズの公立の学校は

自治体で無料でまかなわれている分、私用で休みを取ることが厳禁なんだ。

移民が多い国だからだろうな、私用で休むことを許しちゃうと

みんな、自由気ままに休んで故郷に帰ってしまって、

スクールとして機能しなくなってしまうみたいなんだ。

だから、お高い私立学校でもない限りは

私用で休むには罰金を払う必要があるんだ。

1週間前後の学期の途中の休みと、学期末の休みはあるけどな

さすがに2週間以上の連続した休みがあるのは

夏休みと冬休みだけだ。

来年の3月までにこのコロナの状況が収まるとは

到底思えないし、連続した2週間の休みを

取らなければならないのならば、やはり子供達が

冬休みの間に取りたい。

現地採用のこっちの人もクリスマスシーズンはみんな、

かなり長く休みを取るから取りやすいし。。。

という夫の希望もあって、日本への一時帰国のために

大事に大事にとっておいた夫の2週間の休みは

この年末に取ることになったんだす。

マダムが、せっかくパパが休みなのに

ロンドンから出れないって、どこにも行けないじゃん!!

とまぁ、わがままな愚痴を言ったもんだからな

夫は、ロンドンだってまだいっぱい行くとこあるよ、

なーんて言ってて、今回の連休は

ディープなロンドン探究がテーマだったのにな(笑)

美術館も博物館もレストランもパブも閉まってしまった。。。

おまけに、値段が高いからってずっと乗ってなかった

ロンドンの観覧車のロンドン・アイも

どこにも行けないこの機会に乗ってみるか、ということになって

予約したのにキャンセル、キュー・ガーデンも

まだ行ってないじゃん、って予約したのに

キャンセルだ。

ほんとにどこも行けなくなったんだ(泣)

ちょーつまんない冬休みだね、

こうなったら12月の23日のパーティーだけは

楽しまなきゃ、と夫に話して

チビの外出自粛が明けて19日、

クリスマスの買い出しにショッピングセンターに繰り出したんだ。

久しぶりにキラキラしたショッピングセンターに行ったら

結構な人出。

みんな、クリスマスのショッピングに来て賑わってるね!!

って喜んでいたのも束の間、

知り合いからのLineをチラッと見たらなんと、

ロンドンがTier 4になってクリスマスの特例はなくなったって。。。

マダム、一瞬何がなんだか、わからなくなったわい。

Tier 4 って?あれってTier 3 までじゃなかったっけ??

Tier 3 ってリスク・レベルが非常に高い(Very High)だったよね?

4ってどういうこと?

ショッピングセンター内でマダムは混乱して、

夫と子供達にこの知らせを早速報告だ。

不思議ボーイの長男はBBCニュースで連日、

コロナ関連のニュースを見ているもんだからな

Tier 4?やばっ、はじめて聞いたよ4なんて!!やばっ、ヤバッ、

と興奮気味だ。

夫はサーっとスマホのニュースを読んで

クリスマスの特例はなしだよ、って。

誰も家に呼べないよ、このショッピングセンターも

明日からクローズだよ、と言い出す始末。

マジか。。。

もうね、再三のがっかりに疲れたよ。

せっかく呼ぶ予定だったMもK君も呼んじゃダメで

家で家族だけで過ごすってことね。

楽しい気分のクリスマスショッピングも途中から

がっかりに変わり、夫はやけくそになったのか、

もうどこにも行けないし、明日からこのショッピングセンターも閉まるからって

ボーイズにドでかいレゴセットをなんの理由もなく

買ってあげて家に帰りましたとさ。

政府もこの決断は苦渋の決断だったと思う。

以前からクリスマスの特例措置だけは決定されていたのに、

それが12月の19日になって覆るという事態は

ホントにやばいことを意味するんだろうな。

ロンドンもいよいよ都市封鎖だ。

がっかりしたことには変わりないけど

その後の変異種がどうの。。。というニュースを見ていると

やっぱりかなり危機迫る状態であることがわかるから

もう、あきらめの境地だわ。

夫は、例えレジャー施設がオープンしていても

この状況では行きたくないって言ってるし

確かに、今はどこにも行くべきじゃないっていうのは

無鉄砲なマダムでさえ、なんとなくわかる。

Mのホストファミリーのママさんの弟一家も

全員、コロナになったそうだ。

両親ともに在宅ワークで心当たりはない。

考えられるのは、スクールに通っていた子供達からの

感染だということだったな。

知り合いの日本人一家もコロナに感染したとのことだった。

ここもパパさんは在宅ワークで、考えられる感染源は

子供達のスクールということだった。

子供が感染しても気が付かないみたいなんだ。

ちょっと風邪ひいてるな、くらいで放置。

しばらくして、親が具合が悪くなって検査をして

陽性が判明、他の家族も全員陽性が判明っていうケースが

多いみたい。

そういえば、チビも自宅待機中に咳してなかったっけ?

あれはコロナになってたのかいな?

もうね、考え出すとキリがないし、

ビビりはじめてもキリがない。

とにかくいえることは

日に日に脅威が近づいてきているということくらいだ。

コロナの死者はトータル6万9千人を超えて7万人に届きそうだし、

1日の新規感染者も3万9千人を超えていて、ホントに

手がつけられない状態なんだ。

そんなわけで、我が家は現在、

基本はおうちで家族だけで大人しく過ごしておりまする。

家の前の公園も、完全にクローズされているし、

きのうは誰もいない少し大きな公園で

短時間、遊んだくらいなんだ。

今の関心は12月30日に警戒レベルの見直しがあるから、

そこでどのような結果となるのか、

子供達の新学期はどうなるのか、ということだな。



とにかく、クリスマスも年末年始も散々な

忘れられない2020年となったな。

世界中がコロナに苦しめられて、コロナに

振り回された1年。

来年は一体、どんなことになるんだろうか。

今よりは少しでもよくなっていることを

願わずにはいられない。

ってことで、余裕があれば年内にまた、

アップします、です。

サボってしまったら、良いお年を、ということで。。。

 

おしまい。

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