色々と思うことがありまして。

ボンジュール。

マダムは現在、マンチェスターにおりまする。

マンチェスターはロンドンから北にあるだけあって、

ロンドンより涼しいんだす。

なーんて書いてから、すでに3日が経ち、

湖水地方を経て今はチェスターにおりまする(笑)

ロンドンはここ数日は30℃越えでなかなかきつかったな。

最高気温は37℃までいった。

日本はめちゃくちゃ暑くて大変だ、と聞いているし

もちろん、日本の危険なくらいの暑さも知ってるけどな、

でも日本はエアコン、という素敵なものがあったわい。

こっちはエアコンがないからな、

暑い~、暑い~、とうだうだ言いながら

扇風機をかけるしかないんだ。

そう考えると、暑い夏の日を家の中で過ごす場合は

快適なエアコンがある日本の方に

軍配が上がるかもしれないな。

暑くて寝れない時とか、

なんとか眠ることができても

目を覚ました時に汗だくだったりすると、

エアコンがめちゃくちゃ恋しくなる

今日この頃なのであーる。

イギリスの夏は2回目だけどな、

やっぱり去年よりも

暑い日が多い気がするな。

うぅーん、地球温暖化の影響は

なかなかに深刻な気がしてならないな。



 

さてさて、ここ最近ブログの更新が停滞気味なのは

マダムの数少ないブログの読者は

わかってくれているだろう。

そうなんだす、暑くてやる気にならないんだす(笑)

あと、3匹が夏休みになり

遊びに忙しいんだす。

コロナで夏休み前からスクールはもちろんなくて

家にいる状態ではあったけどな、

一応9月からスクールが再開見込みということと、

マダムが大好きな夏休みということもあって

まぁ、よく出かけているんだ。

お出かけ記事としてアップしようと

ワイト島、ロングリートサファリと

書いてきたけどな、やや溜まり気味に

なってきているので、これからは

お出かけの日付は書かないことにしようと思う。

おそらくスクールがはじまり寒くなってくると

出かける回数も減ってくるだろうからな、

その時に溜まっている記事は少しずつ

アップしていこうと思っとります。

ってことで、マダムが大好きな

サマーホリデー期間は

ブログの更新がかなり停滞するであろうことを

先にお知らせしておきやす。



そうそう、なんだかあっという間に

8月になってしまって7月が

駆け足で過ぎてしまったけどな、

7月に長女が13歳になったんだ。

13歳。。。ティーンエイジャーだすよ。

産後のハイでアニバーサリー女のマダムが

あらゆるものをオーダーしたことは以前に

書いたけどな、あれからもう13年が経ったなんて

ホントに信じられないな。

夫とも文句を言いながらも

なんとか細々と続いていることもまた、

信じられない。

マダムの産後のハイ状態は以前に書いたけどな、

ハイ状態になる前は鬱ではないんだろうけど

なんだかすごく変な思考をしていたんだ。

生まれたばかりの長女を見て、

『この子に人生80年という大きな重荷を

課してしまった』

本気でこう思ったんだ。

この子の人生を最後まで

責任もって見てやれないのに、

人生80年の長ーい長ーいトンネルの

スタート地点にマダムが勝手に

立たせてしまった。

果たして、この子にとって

幸せなことなんだろうか。

親のエゴではないだろうか。

。。。もうね、考えだしたらキリがなかった。

おそらく、マダム自身が

自分はそこら辺に落ちているゴミ以下の存在だ

といった気持ち、消えてなくなりたい気持ちも

味わったことがあったからな

そうした悩みや苦しみを、この子も

長い人生の中で味わうことがあるかもしれないと

思ったんだろうな。

マダムがこの子に出来ることは何だろう?

とにかく、この子が

『生まれてきて良かった』

って思えるようにしなくちゃ、

全力でこの子を守っていこう

13年前にそう、決意したんだ。

それからは超教育ママを経て

今はぐうたらマダムになっとりますが。

果たして、子供達を全力で守れているだろうか

と、ふっと思ったわけでありまする。

2匹目、3匹目に関しては

ここまで考え込むことはなかったな。

んなこと考えてても仕方あるめぇ、っつー

悟りの境地だすよ。

子供の成長は待ってくれないしね。

オーダーしまくったり

写真を撮りまくったりもなかった(笑)

やっぱり、第1子というのは

あらゆる面で、マダムにとって初めてだから

思い悩んだ記憶も鮮明に残ってるんだな。



今年の長女の誕生日に突然、

長女を出産した直後に考え込んだ

長いトンネル問題を思い出したんだ。

悩んで立ち止まってる暇なんてない、

人生なんて長いけど短い。

とにかく、今を生きるしかないんだ

と思った長女の誕生日だったんだす。

ティーンエイジャー、

マダムも戻れるもんなら戻って

やり直したいくらいだけどな、

羨ましいくらいのキラキラな年頃だ。

あと何年、この子と一緒に過ごせるか

わからないけどな、

彼女の人生に幸あれ、と

神だか仏だかにちょっとお願いした

マダムであーる。



キラキラなお年頃を羨ましく感じた一方で

今度は老いた大叔母の問題が勃発。

この大叔母、マダムの父方祖父の

妹にあたる人なんだ。

大叔母夫婦には子供がいなかったから

マダムの父であるじーちゃんが

実質、面倒をみてるんだ。

5年前に夫を亡くして

90を過ぎても横浜で1人暮らし。

マダムもじーちゃんも

薄情だったわけじゃないさ。

もう、何十回と

じーちゃんが住んでる千葉か

マダムの家の近所に来い、と

言っていたんだけどな、

いーや、私はここで頑張る

とまぁ、横浜から移ることに

首を縦に振らなかった。

おばはずぅーっと丸の内で

経理として働いてきたキャリアウーマンだ。

仕事三昧の人だったから

特に近所の人と付き合いがあるわけでもなく、

横浜の地に詳しいわけでもない。

要はおばは

おじとの思い出の家から離れたくないんだ。

それもよくわかるけどな、

マダムはおばに、ある種のわがままを

感じるんだ。

というのも、周りのことを考えていない。

体が動くまでは1人で頑張る、

いざとなって動かなくなったら

じーちゃんが手伝いに来てくれるか

なんとかしてくれるだろう

まぁ、こんな考えなんだ。

マダムはな、

もし、おばちゃんが動けなくなっても

じーちゃんだって、年取っちゃって

横浜までなんてそうそう簡単に

手伝いに行くわけにはいかないよ?

これからはじーちゃんの手伝いが

必要になるかもしれないから、

おばちゃんが動ける今のうちに

移った方がいいと思う

おばちゃんの為でもあるし、

じーちゃんのためでもあるんだ

ということは再三、言ってきた。

それでも、横浜にとどまった。

手伝ってもらうならば

手を借りる人の近くに

自分も行く、という簡単なことが

なぜできないのか?

おばの中では

じーちゃんはいつまでも頼りになる、

可愛い甥っ子なわけだ。

でも、マダムから見たら

じーちゃんだって立派な年寄りだ。

千葉の家から車で片道2時間以上。

そうそう、簡単に行ける距離じゃない。

おじちゃんとの思い出の家から

離れたくないという思いが、

身内を困らせているということが

なかなか、わからないんだ。

わかっているのかもしれないけどな、

どうにもならないんだな。

だから、わがままって言いきるのも

かわいそうではあるけどな、

それでもやっぱり、

おばの頑なさに参ってるんだ。

どうにも融通がきかない、というのも

年を取ることなんだろうと

マダムは思ってるんだ。



そんな叔母が7月の末に入院した。

ほんの1、2週間前にフッと思い出して

Line通話をしてみたら、珍しく

応答してくれて話すことが出来たんだ。

その時に、

ずっと胃が痛くてご飯が食べられなかったんだけど

今は少し食べれるようになって元気になった

って言ってたんだ。

おうおう、それは良かった

なんて応じてたんだ。

でも、やっぱり胃の痛みがまた出て来て

自分で病院に行ったらしい。

そのまま、入院になってしまったんだ。

じーちゃんからの報告によると

胆管が詰まって閉塞性黄疸を起こしているらしい。

そして、胆のう、すい臓が炎症を起こして

癒着してしまっているみたいなんだ。

おそらく悪性腫瘍、つまりガンだろうな。

うぅーん、マダムが心配していたことが

本当に起きてしまったな。

90を超えた高齢者に手術はないだろう。

あと、どれくらいもつか。

どのように最期を迎えるか。

マダムは会いに行けるのか。

これからは、こういった課題が

出てくるだろうな。。。

そして、さらなる心配は

じーちゃんだすよ。



じーちゃんは先日、白内障の

手術が終わったばかりだ。

見違えるほど視力が回復した、と

喜んでいたけどな

千葉からおばの病院まで

車で片道2時間以上かけて

通わなければならない。

年で前立腺まで肥大しちゃって(笑)

トイレも近いみたいでな、

おばの家までの2時間のドライブの直後は

トイレに駆け込むみたいなんだ。

マダムはおばちゃんも心配に

思う一方で、

以前からの引っ越しの提案を

受け入れなかったことに

正直、腹立たしさも覚えてるんだ。

結局、じーちゃんが

大変な思いをしてる。

90代の老女の面倒を見に、

70代のじーちゃんが行くわけだからな。

完全なる老々介護だすよ。

こんなのが続くわけがない。

しかもだ、今までおばは

とにかく元気印で

足腰も丈夫、ボケてもいない。

だから介護や福祉の手続きを

一切、していなかったんだ。

ここに来て、弱ってしまったおばに

介護保険が云々、といった話しが

出て来ているけどな、

役所の手続きなんて

右から左、というわけにはいかない。

少なくとも、2~3ヶ月を要すると

いうことなんだ。

結局、入院の手続き、退院の手続き、

役所関係の手続き、全部じーちゃんが

横浜まで通ってやらなければならない。

じーちゃんも、おばを

責任もって看取ることが最後の

役目だと思ってるみたいだから

なんとかしっかりやってくれると思う。

マダムは、じーちゃんが

体を壊すことなく、この問題を

解決してくれることを

願うことしかできないけどな。



子供の成長に感慨深い思いに浸る一方で、

老いていく親や親せきの心配が尽きない

中年マダムの複雑な胸中のお話し、

これにて終了~。

 

今日はチェスターをぶらぶらして

帰る予定。

 

今度こそ、ホントにおしまい。

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