ボンジュール。
北ロンドンは今日は曇り。
小雨も降って、ちょっと肌寒いんだ。
そういえば、きのう24日から店舗での
マスクの着用が義務化されたんだ。
スーパーや小売店なんかの店に行くときには
11歳以上からマスク着用が
義務ということ。
先月15日から公共交通機関の利用客に対して
マスクの着用が義務づけられていたけどな、
乗り物以外では、みんなあまりマスクを
していないんだ。
守らないと、罰金最高100ポンド。
義務化されることは
マダムにとっちゃありがたいな。
それでもイギリスではマスクを着用する習慣が
定着していなくて、市民の間には義務化に対する
反発も根強くあるみたいなんだ。
一部のスーパーの中には
『マスクを着用していない利用客の入店を断ることはない』
と表明するところも出ているんだって。
政府のガイドラインでも
飲食店でテイクアウトで購入する際には
マスクの着用が必要で、
テーブル席を利用する際には
必要がないとされていて、
みんなどこでマスクをしていいのかが
よくわからない、
といった声が上がってるらしいな。
ふぅーむ。マスクをする習慣が
もともとない人にとっては、
どこでマスクをするべきかの判断も
なかなかに難しいということなのか。
長男のスクールも週2回の登校が終わり
あやつもなんとなーく卒業（？）してしまったけどな、
衝撃だったのは
スクールの先生も生徒も
誰一人として、マスクをしてないんだ。
マダムはマスクしてスクールに行け、と
持たせたけどな、長男は
誰もしてなかったから、やらなかった
って初登校日に帰ってきたんだ。
周りは関係なしに、マスクしたまえ
とマダムは言ったけどな、夫が
「周りが1人もマスクしていない中で
この年頃の子供が出来るわけないだろう、
それに日本人が1人だけマスクをしていたら
かえって変な憶測をされるから、しない方がいい」
と反論してきてだな、
それもそうだ
と、マスクなしで登校していたんだ。
スクールもこんな感じなもんだから
ホントにどんどん、マスク着用率が
減少してるんだ。
店や公共交通機関の
マスク着用の義務化は
マダムは大いにしてほしいと
個人的には思っとります。
さぁ、それではワイト島 2日目。
いきまっしょい。
7月12日
ワイト島 2日目
この日は7時過ぎに起きて、
出かける準備をしてから8時に朝食だった。
前日、夕飯を食べた階下のパブに
下りていって、同じテーブルに案内されたんだ。
朝食は通常は9時からだけど、
希望があれば8時からでも構わないと言われてな
10時から予定があると伝えて、
8時からにしてもらったんだ。
通常は9時から朝食って
遅すぎやしないか？って思うのは
日本人だけだろうか？
日本人は旅先の朝なんかは
めっちゃ早い気がしてるんだけど、
それもマダムだけかいな。
こっちはどこもオープンが遅いしな、
朝は優雅にゆったりなんだろうか。。。
朝食はこの紙が渡されて、
好きなのをオーダーするようになってるんだ。
こんなにたくさんの中から選べるから、
宿の口コミ評価も高いんだろうな。たっぷりのトーストと目玉焼き、ソーセージ、ベーコンなんかの
典型的なイングリッシュ・ブレックファストだ。
朝食後は、出発ギリギリまでまた、遊ぶんだわ。通りを渡った向こうが、前日の夜も見た、
お馬さんの所だ。誰もいない遊び場、景色も最高だったんだ。
夜のパブは少し人がいたけど、
ホントに静かなところだった。
海沿いのにぎやかさもいいけど、
今回はここにして本当に良かった。
子供達は超気に入って、また来たい、だって。
あやつらは遊び場があればご機嫌だけどな。。。
宿を出て、ナビに従って運転したら
こーんな細い道を通ることに。
これ、対向車来たらどうするの？って
ビクビクすること10分弱。
幸運にも対向車は来なかったんだ、ほっ。
ようやく大きな通りに出て目的地が見えてきやしたよ～。
宿から車で15分。
カリスブルック城（Carisbrooke Castle)に到着！
ここはガイドブックによると、
12世紀にイザベラ・ド・レドバーズ
（Isabella de Redvers)が所有していたが、
ピューリタン革命後にチャールズ1世が
幽閉されていた場所として有名になったんだって。
市民戦争（1642～1645年）で議会派に敗れた王である彼は、
国に対する反逆罪に問われ、有罪となったんだ。
自らルーベンスに内装及び天井画を依頼した
ホワイトホール宮殿のバンケティング・ハウス前で
1649年に公開処刑されるという、
かわいそうな亡くなり方をしてるんだ。
城の入り口はこんな感じ。
ちなみに、今はあらゆる施設が
ほとんど、事前予約制になっとります。
窓に、こちらを覗き込んでいる
クロネコの絵がついてるんだけど、
これは一体いつのものなんだろうか。
最近、誰かが描いたのだろうか？？10時のオープンに入ったせいか、
コロナの騒動の影響か知らないけど
ほとんど人がいなかったな。
城を独占してる気分だわ（笑）井戸があったり、
砲台があったり。
ロバも数頭、飼育されておりやした。
城壁の見張り台からは田園風景が広がってるんだ。
城壁はこんな感じでぐるっと周りを
歩けるの。
チビは絶賛、号泣中。
城壁に上がる階段の近くにある売店で
アイスを見つけて、
アイス食べるぅ、アイス食べるぅと
言い続けてたんだ。
あんまりしつこいもんだから
マダムがマジ切れして、
よけいに号泣して、手がつけられなくなっとります。
長女が城内の解説を読んで、
チャールズ1世はこの敷地の中を
自由に歩きまわれたんだって、
って教えてくれたんだ。
へぇ～。幽閉っていっても
どっかの部屋に閉じ込められてたわけじゃなくて
ここを歩いてたのか～
この地をチャールズ1世が踏んだのねぇ
って感慨にふけってたのにな、
。。。もうね、こんなゴリラみたいな
歩き方をしながら来られるとさ、
アホすぎて情けなくなってくるわい。
マダムが歴史に思いをはせて、なんて
ちょっとかっちょいいことをしようとしてもだな、
アイス～！！と号泣するわがままや
ゴリラみたいな歩き方でおどけるまぬけがいてだな、
ムードもへったくれもあったもんじゃない。
長女は号泣してアイスを買ってもらった
チビと、反対しても買い与えた夫に
半ギレしとります（笑）
さらにこのわがまま大魔王は、
肌寒いくらいだったのに
スティック状のシャーベットみたいなものを
夫に買わせて震えながら食べた上に、
半分食べたら
もう要らない、だすよ。
これにも、長女はキレとります。
長女はなかなかに経済観念もしっかりしててな、
市販のアイスが、観光地で1.5ポンドで
売られていることも気にくわない。
というか、高いから買うべきじゃないと
思ってるんだ。
同じアイスの小さいサイズが、1箱6個入りで
スーパーで2ポンドしないで売ってるからな、
夫が長女に買ってやろうとしても、
バカバカしくて、そんなの要らない！
って言うんだ。
やっぱりマダムより、しっかりしてるわい。
と思ってたけどな、
そういえば我が家には
ちゃっかりチビのアイスに便乗してる
ゴリラ歩き男が
いたんだす。。。
こやつはチビの目に余るわがままに
長女のようにキレるんじゃなくて、
便乗しちゃいましょ作戦なんだな。
アホすぎて情けなくなるけど、
やっぱりほっとけない長男だ。
アイスをゲットして満足したチビは
出口近くの砲台によじ登って、
3兄弟でハイ、チーズ！とご機嫌。
だったのに、チビが先頭で決めポーズをした後に
長男も砲台の先まで行ったもんだから
そこは自分の場所だ、と
チビはまた号泣。
泣きながら兄を落とそうとしている、の図。
このボーイズたちのくっだらないやりとりに
マダムはまたもや、キレるわけだ。
カリスブルック城で2時間半過ごした後、
ランチを食べにシャンクリンのビーチへ。
車で40分で到着。
カルスブルック城の静けさとはうってかわって、
大変、賑わっておりやした。
上の2人の希望で去年、夕食を食べた店に
再訪することにしやしたよ。
この店に入るのに、店頭で名前と連絡先を
言わなきゃならなかったんだ。
トイレを利用するにも、スタッフを呼んで
誘導してもらう必要があったんだ。
長女はここで食べたクラムチャウダーが
感激するくらいおいしかったと言って、
また、注文してたな。マダムはシーフードのパスタにしたけど
ちょっと味が薄かったな。
まぁ美味しかったけど、クラムチャウダーに
しとけばよかった。
チビから分けてもらうつもりで注文した、
フィッシュ＆チップスは美味しかった！
食後はビーチで、足だけ濡らして遊ぶつもりが
ゲームセンターを見つけてしまい、入ったら最後。
イギリスではあまりゲームセンターを見かけないからな、
家族全員テンションが上がって夢中になってしまったんだ。
夫はUFOキャッチャーがなかなかに
うまいんだす。
チビがまた
僕ちゃん、あれ欲しいなり
と言い出して、2回の挑戦、40ペンスで
取れたんだ。
40ペンスで取れたならいいじゃん！
マダムもご機嫌だ。
久しぶりだったけど、
腕は落ちてなかったな（笑）
3匹は日本のゲームセンターも恋しくて、
日本に帰ったら行くところのリストに
ばっちり入れてるんだす。
ゲームセンターに長居してしまって
結局、ビーチでは遊べなかったけど
景品のお菓子ももらえて、楽しかったな。
16時45分に出発して、
海沿いの道を遠回りして走って
17時40分にフェリー乗り場に到着。
18時のフェリーに乗って
21時半に自宅に着いた。
新鮮な空気をたくさん吸って、
久しぶりにリフレッシュできた
1泊だったな。。。
おしまい。
↓良かったらポチっとしてやって下さい。マダムの励みになりまする。