ボンジュール。
マダムの家族全員おうち生活も17日目。
北ロンドンはやや曇りだな。
3匹は飽きもせず毎日毎日、喧嘩三昧。
あとは、パソコンでゲームしたり、庭で遊んだり、なんだかんだでいつも一緒にいる。
あんまりゲームばっかりやってるもんだから、マダムが
ちっとはタメになることやらんかい！！
って文句言ったら、世界地理クイズみたいなのをやりだして、
ヨーロッパの国の場所は全部わかるようになったって。
お、おぅ
なかなかやるじゃねーか
マダムより賢いじゃねーか💦
でマダムの小言も終わり。
あとはね、3匹も日本の一時帰国を楽しみにしていたせいか、
グーグルマップで遊びはじめてた（笑）
あー、なつかしー、いつも行ってたイオンじゃん！とか
学校じゃーん！
とか言って、マップ上で懐かしの場所を訪問。
しまいには、マダムの実家の千葉のじーちゃん宅まで訪問。
あー、おじいちゃんちの玄関だ～！インターホンがある、ピンポーン！！
なんてキャッ、キャッ言いながら遊んでいるのを見てると
日本行き、本当に楽しみにしていたんだなぁ（泣）
とマダムの涙腺も崩壊しそうになるものの、てやんでぇマダム、
また、アホなことばっかりしてぇ！！
って呆れてみせることしかできなかったがな。。。
ウケることに長男がじーちゃんのLineに
おじいちゃんちに遊びに行ったよ
ってじーちゃん宅のスクショを送ったら、じーちゃん、
その写真はだいぶ昔の、まだきれいな家の写真だ
今はもっと朽ち果ててるぞ
と訂正が入って、現在の朽ち果てた家の写真が送られてきたがな。
じーちゃんがわざわざ朝になるのを待って、玄関先に出て写真を撮ったと思ったら笑えた。
きのうは緊急一時帰国はしないで家に留まるぜぇって話をした。
で、5人乗りの船の船長はマダムだとも書いた。
ん？船長は本来は一家の大黒柱であるはずの夫ではないか？
マダムが船長とはあまりにも出しゃばりすぎか？
とちょっとは反省したがな。
でも、よーく考えてもやっぱり、マダムが船長かもしれん（笑）
母は強し、だよな。
他の家庭もだいたい、おかーちゃんが強いだろうな。
結局、子供達と長ーい時間を過ごすのは、過ごさなきゃならないのはマダムなんだよな。
夫には感謝してるけど、まぁ、もともとクソ真面目な夫、
在宅ワークの現在も、ホントにびっくりするくらい
就労時間を守って地下室にこもってるがな。
マダム、在宅ワークになる前に、夫にわざわざ宣言されちまったのよ。
家にいるからといって、就労時間中は家事など、一切、期待しないでもらいたい
就労時間は地下にこもって仕事をするので、ほっといてもらいたい
ってね。
お、おぅよ
まぁ、あやつのことだから多分、
そうなるだろうとはあらかじめ予想はしていたけれどね、
ちったぁ、3匹の顔見に来たり、休憩に来たりするかと思いきや、全くない。
昼は自分でテキトーにやります
の宣言通り、自分で食べるものを決めて、
近所の小さいスーパーで２、3日分のレンジでチンするランチを買っておいて、
時間になると地下から出てきて1人、レンジでチンして食べて、また、地下に戻って行く。
サラリーマンの鑑だな。。。
マダム、一生あやつの考えてることはわかんないだろうなぁ。
でね、この在宅ワーク、最初の２～3日はホントに大変だった！！
週末は無口ながらも、マダムよりもずっと遊んでくれる大好きなパパがいるもんだから、チビが
パパと遊ぶぅ～！！パパのとこに行く～！
と何度も泣き叫ぶわけ。
パパはね、地下でお仕事だから行ってはダメ！
って言ってもなかなか理解できなくて、マダムの目を盗んでは夫の所に行く始末。
で、仕事の邪魔をされてやや、イラっとした表情でチビを抱えながら夫が出てきて
ちょっと～！なんとかしてよ～、
とマダムにチビを渡すということが何度も繰り返されたがな。
で、マダムもはじめはピリピリムード。
チビが地下に行きそうになると、
はい、お菓子！！
はい、なんかテレビ見よう♪
はい、お庭で遊ぼう！！
って慌ててチビの気をひくように頑張ってたわけ。
そのうち、ようやくチビも状況が理解できるようになって
パパが地下にいる間は地下に行かない
が守れるようになってきたわけ。
それでも、ランチに夫が上がってくると
わぁ～パパだぁ！パパ、お仕事終わった？？遊べる？
とチビが聞いて、夫が
まだだよ。もうちょっと待っててね
とチビの頭を撫でて、地下に消えていく。。。というのがお決まりパターン（笑）
そんなことを繰り返しながら、我が家のおうち生活も、
なんとかパパの在宅ワークだけは邪魔することなく出来るようになったわけね。
こんな感じの生活だから、一応3匹の監督者であるマダムがぐうたらながらも船長だと思ってるの（笑）
夫は夫で、自分が船長だと思ってるかもしれんね。
ま、それも否定しない。じゃ、２人が船長ってことで。
あ、でも船長が２人もいたら、やっぱりもめて沈没しちまうか。
んなこたぁ、どーでもいっか。。。
で、本題。ツイてない長男についてね。
長男は日本では4月から5年生。
で、イギリスでは現在6年生で9月からは7年生、なんとセカンダリースクールに行くわけね。
こんなに幼くってこんなにアホなのに、もう、セカンダリースクールなの！？
って一番びっくり＆心配しているのは、もちろん、マダム。
でも、アホながらあやつも結構、大変な環境で頑張ってるなぁとしみじみと思うわけだす。
マダムの長男もまた、マダムと正反対。
自己主張の強いマダムと違って大人しい。
まぁ、おっそろしくコミュニケーションが下手、いわゆるコミュ障だわな。
ここに来るまでのことを簡単に記すと（徐々に書いてくつもりだす）、
長女と長男は日本では
インド系のインターナショナルスクール
に通っていたわけね。
２人共、３歳から通っていたがな。
長女は９割がインド人、あとスリランカやネパール等の友達に囲まれて、
揉まれて、どんどん逞しく育って問題なかったがな。
一方、神経がか細い長男君は、なかなか適応できなかったがな。
かわいそうに対人緊張が強い長男は、
自己主張が強くないと生き残れないような、
サバイバルチックな学校が合わなかったわけだな。
困ったことに、対人緊張が強いくせに、
その緊張がうまく表現出来ないもんだから、顔はぼーっとしていて、
姿勢はめちゃめちゃ悪くて、ホントにふざけているような態度に見えちゃう。
かわいそうなのよ、ホントはテンパってパニクッてるのに、
それが表情や態度で表せないんだから。
この心の中と、表に出る表情や態度の乖離もある意味、
障害なんだろうなぁとマダムは思っているわけね。
だから、長男の場合は名指しで指されると、
心臓がバクバクしちゃって何も答えられないわけ。
筆記試験ならまだいいけれど、言葉で何かを言うように求められると、
緊張のあまり、何も言葉が出てこない。
周りの視線が怖い、なんてことも言ってたわな。
それなのに、表情はぼーっとしてて、口元はにやけて、
くにゃくにゃした姿勢でいるからね、
教師からはふざけている、とか反抗的と思われてね。
こんな風に誤解されやすい上に、
自己主張が重んじられる学校にこのまま行かせるのは酷だとマダムが判断して、
小２の時にマダム、長男を近所の公立小学校へうつしたのよ。
まぁ、マダムだってこう見えて（って見えてないか💦）、たくさん葛藤があったがな。
打ちのめされる思いも何度もしたがな。
同じ親から生まれても、ホントに子供は１人１人違うし。
同じ親から生まれた子なんだから、
同じだけ教育費をかけて、同じ学校、
同じ習い事をさせてやりたい、って思っていたけど、
それがかえって辛い子供だっているって、
マダム自身が子育ての平等をはき違えていたんだなって、気づかせられたしね。
口から生まれたようなマダムの子供なのに、人前で全く話せないし。
どうして、マダムの子供なのに黙ってるんじゃい、なんとか言わんかい！！（怒）
って、目の前でだんまり決め込んでうつむいてる長男を見て、
イラっともするし、殴りたくもなるし、泣きたくもなるし。
とにかくマダムにとってはありえない反応だから、宇宙人に思えるし。
こやつのことを理解してやりたいのに、マダム、全く理解できん
親なのにわかってやれない、親として失格か
ってやっぱり落ち込むこともあるがな。。。
近所の公立小学校の転校は、大正解だったがな。
息子の対人緊張をよく理解してくれる素晴らしい担任にも巡り合えて、
たくさんの仲の良い友達ができて、あの時決断して、ホントに良かったとマダムは思ってるの。
英語の読み書きが忘れちゃうかも、っていう心配はちょっとはあったかな。。。
でも、そんなものは後からいくらでも取り戻せるから、
とにかく長男がノビノビと学校生活を送れて満足してたがな。
長男が日本の学校に通い始めて１年半経って、夫の転勤が決まったのよ。
せっかく慣れて友達もたくさん出来た環境が変わるのはかわいそうな気もしたけれど、
上２人は英語がゼロじゃないしね、
長男みたいな繊細な子は、もしかしたら外国で育つ方が
いいかもしれないという気持ちがマダムの中にずっとあったからね、
ロンドンの転勤は嬉しかった。
おっと、なんだか長ーくなりそうだし、
このまま続けるとマダムの文章もわかりづらくなりそうだから、
明日、続きを書くことにするべし。
ツイてない長男 その２でロンドン転勤後からの学校についてね！
おしまい。
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