トイレのドア、その後。

ボンジュール。

北ロンドンは今日は晴れておりますよ!

実は木曜日にトイレのドア問題が一応、

解決したんだ。

夫が閉じ込められたのが先々週の金曜日、

その後3回人が来て、ようやく解決したのよ。

マダムと仲良くしてくれていた、

大家さんの専属のビルダーさんは

このコロナ禍で仕事がなくなり、

今は郷里のポーランドに帰っているということなんだ。

大家さんはコロナが落ち着くまで

誰とも接触しないように徹底しているもんだから

確かに、ビルダーさんは今は全く仕事がない。

我が家の故障も、このビルダーさんが来れないもんだから

今の家を借りる時に仲介してくれた、不動産屋さんに

大家さんが業者の派遣を依頼するということになったんだ。



 

不動産屋さんから派遣された人がまず、

修理の見積もりにやってきたのが、月曜日。

マスクもしてて、顔はよくわからなかったけれど

日本人のおじさんだった。

この人はトイレのドアは鍵屋さんを

別途呼ばないとダメだろうと言って

帰って行ったんだ。

見積もりの額がおそらく合わなかったんだろうな、

不動産屋さんから再度、連絡があって

翌日にも別の人が来ることになったんだ。



 

火曜日に来たのは外国人の大男。

庭からトイレのドアを見ただけで

自分は閉所恐怖症だから、とてもじゃないけど

ここは直せない、

と言って帰ってったんだと。

マダムは英語が話せないからな、

夫に対応してもらったんだ。

そして再度、不動産屋さんから電話があり。

木曜日に不動産屋さんの担当の女性と、その上司で

一度、現場を見に来たいということだった。

火曜日に見積もりに来た外国人の大男さんがだな、

自分は体が大きい上に閉所恐怖症だから

中に入ることが出来なかったけれど、

中に入ることさえ出来れば、中から鍵を開けられると思う

と、いい加減な報告を不動産屋さんにしたらしいんだ。

中にさえ入れれば開けられてるんなら

我が家だって、とっくに解決できるわい

マダム、すぐに反論しちまった。

地下のトイレはバスルームと一緒になってるからな

夫が使っていたシャンプーやらボディーソープなんかが

置いてあるんだ。

この必要物品を取りに

身軽な長女と長男には何度も

庭から入ってもらってたんだ。

だから、我々も身軽な子供たちに

何度も中に入ってもらってますよ?

中に入るだけで鍵を開けることが出来るなら

とっくに解決してますやん

と、マダムは言ったんだ。

素人さんが2人で現場を見に来てくれるのは

別に構いませんけどね、中に入って開けられるんなら

まず夫だって閉じ込められるわけ、ないでしょーよ

と言っちゃったんだ。

マダムはぶっちゃけ、月曜にも火曜にも

見積もりが来てて、またかよ?と思ってしまってだな

素人のあなたたちが来たところで

なんとかなるわけぇ?

と、ややうんざりしてたんだな。

それに加えて、不動産屋さんの女性の

中にさえ入れれば開けられるだろうから

私が入って開けてみようと思います

に思わず、カチンときたんだろうな。

現場の写真を送るから、

中に入れさえすれば開けられるかどうか

しっかり考えてから見に来てよ

とマダム、言っちゃったんだな。

いかんな、やや気が短いわけだ(笑)

連日、見積もりだけで時間が取られる割に

解決されないことにもイライラしてたんだろうな。



不動産屋さんの女性は

このおばたんは、ちょっとクセがあって

怒らせたらこわいな、

と思ったんだろうな。

さっきまで中に入れさえすれば開けられると思いますので

私が現場に行って入らせていただきます、と

やや自信満々の口調だったのがだな、

大変恐れ入りますが、まず、現場の写真を

送っていただけないでしょうか

に変わったんだわ。

ま、そーいうことならいいだろうよ

まず、現場の写真を送るからみてみぃ

マダムはめんどくさかったけどな、

長女に頼んで再度、庭からトイレに侵入してもらって

現場の写真を内側から撮ってもらって

内側のドアと、外側のドアの写真を送ったんだ。

↑これが、トイレ内側からの写真。下の鍵のつまみがぐるぐると回り続ける状態なんだ。

 

簡単に開くんだったら、大家さんに修理なんて

頼むはずなかろう、と言った手前もあるからな

長女にももう一回、鍵が開かないかやってみてくれいと

頼んで現場の写真を撮ってもらったんだ。

大丈夫、全然開かないよ

と長女。何が大丈夫なんだかわからんけどな

とりあえず、中に入るだけで簡単に

開けられないことだけは、はっきりして

安心だ(笑)

その後、夫には上記のやり取りを報告。

なんだか、中に入りさえすれば開くだろうから

私が入ります、なんて言ってくるもんだから

カチンときて状況を細かく、説明したったわい

マダム、ややイライラしとります。

そしたら夫、

でも不動産屋さんは少なくとも、こうした状況に

何度も遭遇していて、おそらく解決もしているだろうから

我々素人よりはよく、知ってるはずだよ

見に来てくれるっていうなら、来てもらった方が

いーんじゃないかえ?

と言ってきたんだ。

。。。確かに

マダムはだな、気が短いからおもわず

わぁーっ、と言っちゃったんだけど

よくよく考えてみたら夫の言う通りかもしれん。

素人さんが来たところで。。。

は確かに、言い過ぎたかもな。

気が変わるのも早いからな、

写真を送った後にすぐ、

先ほどは素人さんが、なんて失礼なこと言っちゃって

すまんなり

夫が少なくともこういうことには何回か遭遇されている

不動産屋さんに見ていただくのは、意味があると思う

と言っているので、ぜひとも現場を見に来てくれたし

とメールをしたんだわ。

そしたら先ほどの自信満々から態度が変わった彼女から

電話が入ってだな、

写真はしかと拝見しました

マダムさんが言ってる故障の内容も、よぅくわかりました

確かに中に入るだけじゃ開けられないのも理解しました

思いつく限りの工具を持って行くので、一度上司と

現場を見させてもらえないか

ということだったんだ。

えぇ、喜んで!先ほどはすまんなりよ

とマダムも応じてだな

木曜に来てもらうことになったんだ。



木曜日は雨だったな。

雨の中、不動産屋さんの女性とその上司が

わざわざ来てくれたんだ。

上司も日本人の男の人だったな、

マダムと同じ40代くらいだろうな。

こいつか、うちの部下に

素人さんがって言ったやつは。。。

2人共、マスクをしていて顔はよくわからなかったけどな、

おそらくこの家の奥さんはかなりめんどくさそうです

という話しが内々でされてからの

上司のマダムへの営業スマイルだと

マダムは感じたんだわ(笑)

雨が降っていたからな、夫が同じ作りの

玄関横のトイレにまず案内したんだ。

この鍵の作りでこうなって、とじっくり説明して

地下室のトイレドアの前に行ったんだ。

庭から入らずに、まずはそこで作業をしてみることに

なったんだ。

マダムはどうせ、無理だろうと

ほとんど期待してなかったんだ。

10分くらいしたころに

あ、開いた!!

と夫と2人の歓声が聞こえたんだ。

うっそ~?

マダムは急いで、地下に飛んで行ったんだ。

おー、これはすごい!!

ホントにありがとうございます!

マダム、大喜びだ。

素人さんなんて言って、ホントにごめんなさい

やっぱり不動産屋さんだけあるわ、すんばらしい!!

大絶賛だすよ。

おそらく2人組はだな、マダムを見て

特に悪気はなく思ったことをいっちゃう

あっけらかんとした、ただのおばちゃんなんだ

と思ったんだろうな。

いえいえ、とんでもないです

すっごく感じ良く応じてくれて、帰ってったんだ。




そんなわけでトイレのドアが開きません、問題は

見積もり業者さんが何もできなかったけれど

不動産屋さんがなんとか開けてくれたとさ。

ただし、ドアが開いただけで鍵は直せていないんだ。

これに関しては後日ということで

とりあえずしばらくは、

トイレのドアはかけずに利用するということに

なって一件落着だ。

あー、良かったなり。

元はといえば、夫が

ドアの調子が悪いと知りながら

鍵をかけたのがいけないんだけどな。



 

ついでに今日は

アホな長男が、1週間くらい無くしていた

携帯の大捜索を夫と上の2人でして

先ほどようやく、見つかりやした。

長男ばかりを怒ってもいられなくてだな、

最近はチビがそこら辺に携帯が置いてあると

勝手に使って自撮りをしだすから、困ったもんだ。

自撮りの数もハンパない。

ずーっとカメラマークを押し続けるからな

連写になってるんだと。

チビが携帯をゴミ箱に捨てたとか。。。?

なんて話になってだな、みんなで

問いただすんだけど

捨てたと言ったり、捨ててないと言ったりで

やっぱりよくわからないんだ。

チビが我が家の困りごとを

さらに錯乱させる困り者なわけだ。

ここ数日、全く見つからなかったものが

大捜索の末に見つかったからな

チビは結局は捨ててなかったんだ。

いくらなんでも、もう4歳半。

携帯が捨てちゃダメなものだということくらい、

さすがにわかっているとは思うけどな

お孫さん待遇だから、チビの理解力を

マダムも夫もよくわかっていないという、

情けなさなんだ。

まぁ、こんな感じで我が家は今日も

あれがない、これがないと大騒ぎで

捜索しながら生きとりますよ。

 

おしまい。

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