イギリスの家のタイプ。

ボンジュール。

マダムの家族全員おうち生活も64日目。

北ロンドンは本日も快晴なり。

ここ数日はだいぶ、暑く感じるな。

今日なんかは26℃だった。

家の中は暑くて、窓を開け放して

扇風機も2、3日前から

使い始めている状況。

地下にこもって仕事をしている夫だけ

フリースの上下みたいな

おそろしく暑苦しい恰好をしているけどな、

子供たちはみな半袖で過ごしてるな。

外に出ると風もあるけどな、

家の中、特に2階は

かなり暑いんだわ。

だから、テスト期間中の長女なんかは

真っ赤な顔してテスト受けてたからな

かわいそうに、気づかなかったわい、

扇風機を使いなはれ

と彼女の部屋に扇風機を

持って行かせたんだ。

それがおとといの話し。

そして、きのうだ。

ママ。。。扇風機、壊しちゃった

だって。

ちょっと待ってくれよ、

なーんで貸してやった矢先に

扇風機が壊れるんだい?

マダムは連日、3匹のアホゥと

一緒にいるからな、

もう、かなりヘトヘトなんざます。

早く、学校が始まってくれぃ、

チビの大泣きももう、お腹いっぱい。

こんなヘトヘトマダムに

まだ、やらかしてくれるんかえ?

そうそう、それで扇風機だ。

コードに引っかかって

蹴り飛ばしちゃった、だって。

。。。ホントにいい加減にしろよ、

このボケナスが。

こやつ、ぬけ作と言ったけど

ホントにこういう所があるんだす。

なんつーか、全てがおおざっぱで

バサバサしてるんだよなぁ。

マダムに美味しいカフェオレを

よく作ってくれるんだけど、

はい、どーぞ

ってカフェオレを置いてくれる場所が

オンラインで受けてる

英国史のプリントの上だったりしてな、

カフェオレを作る際に

カップのふちにカフェオレをこぼして

それが底についた状態で

平気でプリントの上に乗っけるもんだから、

プリントに茶色いカップ底の形の輪のシミが

出来るわけだ。

せっかく作ってくれて

ありがとう、と言おうとしていたところに

こういうことをするもんだから、

おい!!ホントにその無神経さ、

いい加減に直せよ!

とマダムに怒鳴られて、

長女も悔しさのあまりに

顔をゆがめるというのが

お決まりのパターン。

マダムもがさつで、同じような

ミスをするからな、

長女だけはなんとかしてやりたいと

思うんだけど

やっぱり血は争えないんだな。。。

言っても言っても、なおらない。

本人も辛いんだろうけどな、

指摘されると、自分自身に対して

どうしようもない

悔しさと、腹立たしさが

あるみたいなんだ。

直そうとしてるけど、

直らないんだもん!

気がつかないんだもん!

と、何度泣きながら言われたことか。

このカフェオレのシミ事件は

オンラインの英国史3回あったうち、

2回、同じことをやらかしてくれたからな。

なかなかに根深いものがあるんだす。

マダムはこの長女の

ぬけ作とがさつさに

本当に頭を悩ませているんだわ。

せっかく、手伝ってくれたりして

感謝を伝えたくてもだな、

詰めが甘いというか

なんつーのかな、

カフェオレ作ってくれても

砂糖が出しっぱなしだったり、

カウンターにこぼしまくりだったりしてだな、

文句の方が先に出てきちゃうんだな。

あやつにもいっつも

おぬしはホントに

マダムに似てがさつだから、

何かしたら必ず後ろを振り返って

不備がないかを確認すること、と

口を酸っぱくして言ってるんだけどな

これはもう、直らないんじゃないかとさえ

思い始めているんだす。



PCを使ってるから

コードに気を付けてくれたし

おぬしならコードを引っかけかねないからな、

と注意を促した矢先に

足を引っかけたりだな、

ホットプレートを使ってみんなで

楽しく焼肉してる時に

ジュースを取りに行きたくて

立ち上がってコードに引っかけたりだな、

長女はやることなすことが

注意散漫なんだす。

マダムはその度に

こやつのこういったところに

いいようのない腹立たしさを感じてだな、

その場が凍りつくんだわさ。

。。。てめぇ。。。

みたいな状態でマダムが

怒りに震えるからだな、

長女も怯えた顔をするんだわ。

怒りすぎるのも良くないとは

思うけどな、コードに関しては

もう、何十回と同じようなことを

繰り返しているわけだ。

おそらく多動で瞬間的に

体を動かすんだろうな。

立ち上がった瞬間に歩き出そうとしたり、

振り向きざまに動くから

このてのミスが直らないんだ。

1つ1つの動作の間に一呼吸入れろって

言ってるんだけどな、

体が先に動いちゃうんだわ。

何十回もコード引っかけ事件を

やらかしてくれてるからな、

マダムはコードに関しては

なかなかに厳しいんだ。

そんな中での

扇風機のコードに引っかかっちゃった騒ぎだ。

はらわたも煮えくり返ったけどな、

暑いし、怒る体力も気力もないがな。

まーた、おんなじことをやらかしたんだな、アホが。

もう、ママ知らんからな

って言ったがな。

コンセントの部品が取れちゃったけど

なんとか使えるよ、

なんて言ってきて

バカ野郎、

コンセントの部品が壊れたなら

危ないから使うのやめろ

その扇風機はもう使えんわい

と言ったんだ。

でも、これ見てよ

色が違って電気が通らなくなってるから

大丈夫なはずだよ、と長女。

んなことあるかい、

マダムも見たんだけどな

ホントに色が違ってたんだわ。

黒い部分が長女が扇風機を引っかけて

折った部分だ。

コンセントの上の部分についてたんだ。

確かに、プラスチックで出来てて

電気が通らなくなってたんだわ。

おそらく、電気はシルバーの

横に並んでる金具から通して、

黒い部分は

差し込みの補強だったんだろうな。

あのアホゥには腹が立ったんだけど

扇風機はなんとか使えて

新しいものを買う必要は

なさそうだと

ホッとしたわけだ。



今日はそうだな、

ロンドンの家のタイプについて

書こうかな。

マダムは以前、セミデタッチタイプの家を

借りて住んでいると書いたな。(車について。の記事で触れておりやす)

一軒の家を半分に割った左右対称の2軒続きの家、

早い話しがニコイチだ。

ゾーン4でちょっと田舎だから、まぁロンドン郊外なんだ。

郊外はこのタイプの家、めちゃくちゃ多いだす。

散歩で少し写真を撮りためたから

色々貼っとこうと思いやす。

これがセミデタッチド・ハウス(Semi-Detached House)だ。

この家には駐車場はついてないな。

前に停まっている車の下に線が引いてあるけど、

これが駐車して良い場所のラインだ。

こんな感じでみんな、縦列駐車をするわけだ。

マダムはおそろしいほど縦列駐車が下手だから

スペースに余裕がある所を探しまくって

駐車してるけどな、

ここの国の人たちは、ホントに

縦列駐車が上手い。

ホントに車1台がギリギリっていうスペースでも

難なく停めるからね、ビックリしちゃう。矢印の部分が庭に通じる、ドアなわけ。

ガーデナーが来る時に開けておくのは

このドアの鍵だ。

イギリスの家、見た目には

そんなに大きく見えないんだけど、

結構中は広いんだ。

この家もおそらく、4ベッドルームくらいは

あると思われやす。

そして、奥行きが広くて、

家の裏には庭があるはずだ。

さっきの縦列駐車に関してなんだけど、

田舎には全く制限もない所もあるけどな、

たいてい近くに〇で囲ったようにこんな感じで

看板が立ってるから、

停める時には必ず、近くの看板を

確認すべし、なんだ。

月曜から金曜の

午後2時から3時は

許可のある車のみ(permit  holder only)

みたいに書いてある。

そしたらそこは、

駐車許可証がない限り

2時から3時は停めちゃダメだ。

都会はカメラでガンガン駐車違反を

取り締まってるけど、

マダムの近所の田舎には

カメラなんか見当たらない。

ホントにチェックなんかしてるんかいな?

と思ってたけどな、

監視員が巡回してるのを見たから

やっぱり罰金取られるんだろうな。

このセミ・デタッチドは相当、大きいな。

家の前に駐車場もある。

やっぱりここにも、駐車に関しての

注意の看板があるな(〇で囲ったとこね)

あとは、写真左の縦列駐車をしている車の

下の道路にやっぱり線が引いてある。

家の前の駐車場の出口を塞がないように

こんな感じで、

線が引かれてるわけ。



お次はこのタイプ。

デタッチド・ハウス(Detached House)だ。

これは一戸建ての独立した一軒の家のことね。

田舎に行けば行くほど、多いはずだ。

とにかく大きくて、立派な家が多いんだ。

ちょっと暗くてソーリーだけど、

まぁ、羨ましい限りのお家が多いな。

トイレやシャワールームなんかも

かなりの数があると思われやす。

マダムの家の近所にもこんな感じの

立派な家が多くあって

お家を見て歩くだけでも

楽しめやす。

子供が通っていたお高いスクールの

近所なんかは

高級住宅地でな、

お屋敷みたいなのがずらーっと

並んでたから

今度、散歩する機会があればまた、

画像を貼るつもりだす。



それから、テラスド・ハウス(Terraced House)な。

これは、早い話しが長屋だ。

規模はさまざまで、数軒から10数軒続くものまであるんだ。写真のテラスハウスは3軒と小規模だけどな、

それぞれの家に駐車場と、裏には庭があるはずだ。

 

あとはフラットね。

色んなタイプのフラットがあるから

ここでは詳しくは書かないけど、

日本でいうマンションのような集合住宅を指すんだ。これなんかは売り出し中の新しいフラットだ。

4世帯くらい入るかな。

イギリスではこんな感じの家タイプのフラットも多いんだ。これも少し世帯数が多いけど、フラットだ。

我が家の近所のフラットは

ラフな感じのフラットが多いけど、

友達が住んでた都会のフラットなんかは

厳重なゲートで覆われていて、

居住者が開錠してくれないと入れなかったり

敷地内に警備員が常駐していたりと

かなりセキュリティがしっかりしている所だったな。

その分、お値段も

田舎のセミディタッチの家賃と

大して変わらないくらいなんだ。

 

 

まぁ、イギリスの家のタイプはだいたい、

こんな感じ。

ご近所づきあいに関して言うと、

気にすることはない。

ほとんど、ないざます。

マダム一家は、

マダムと3匹が夫と合流した後、

日本から買ってった

東京ばな奈の箱を手土産に

ドキドキしながら両隣に挨拶に行ったけどな、

どうやらこれは、タブーだったらしいな。

この国では挨拶回りみたいな

習慣はないらしい。

マダムの友達も

同じタイプのセミ・デタッチドの

家を借りて住んでるけどな、

不動産屋さんから

隣に挨拶とかはしなくてよろし、

とあらかじめ言われたそうな。

だから、全く付き合いはないって

言ってたな。

マダム一家はそんなこと知らんかったからな、

ピンポーン押して挨拶しちゃったがな。

セミ・デタッチドのお隣さんは、

とってもいい人達だったから

良かったけどな。

子供がいない老夫婦でな、

なんだかすっごくいい感じで

お付き合いが出来てるな。

ま、ラッキーだったわけだ。

マダムの反対側のお隣さんは

デタッチド・ハウスで

独立した一軒家。

我が家ともちょっと離れている。

この家は引っ越しの挨拶に行っても

出なかったな。

居留守を使ったのか、そこらへんは

わからない。

3回訪ねたけどな、結局会えずじまいだったんだ。

そして、隣のじーちゃんにも

マダムの反対隣のお隣さんについて

聞いてみたけどな、

かなり昔から住んでるらしいけど

近所の誰とも付き合いがなくて

よくわからないとのことなんだ。

おそらく、誰とも付き合いたくない

人達みたいだな。

たまーに人を見かけるけど

先方は全くこちらを見ようともしないし

特に声もかけてないからな、

家族構成とかも全くわからんな。

まぁ、可もなく不可もなくだす。

 

日本に帰っちゃった友達は

フラットの中で

同じ年頃の母子と

顔見知りになって

遊ばせるようになったって

言ってたけどな、

やっぱり日本人とは

感覚も違うから

1、2回遊ばせて

付き合いは終わったって言ってたな。

結局、同じ年頃の子供を持つ同士、

助け合いましょ

みたいな感じだったみたいで、

平気で夕飯前に

子供達だけが遊びに来て

なかなか帰らなくて困ったって

言ってたな。

自分のとこにも子供たちを預けてこい、

って盛んに言ってくれたらしいけどな、

結局はお互いの子供を

交互に預かりあいましょ、

ってことなんだと思って、

特に付き合うのはやめたらしいな。

近所の付き合い方は

ホントに人それぞれだけど、

特に気にする必要はないみたいっつーことだす。

 

そんなわけで

今日はイギリスの家の種類について

おおまかに書きやした。

 

おしまい。

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