うそつきは誰だ!?

ボンジュール。

マダムの家族全員おうち生活も49日目。

北ロンドンは今日も晴れ。

そうだな、今日は

日曜の夫との買い出しの後に

ちょっとしたトラブルがあったから

書いておこう。

えーっとね、買い出しの帰りがだいぶ

遅くなってしまい、午後の1時半過ぎちゃったんだわ。

留守番をしていた子供たちは

おそらく、飢えていたと思われる。

で、帰宅したらだ

台所の高い戸棚に入れてあった

お菓子が食べてあって

出しっぱなしになってたんだ。

また、出しっぱなしにしてぇ~。

食べるのは構わないけど、

食べっぱなしにしないで

袋の口くらい縛って戻せや!

マダムもまぁ、似たような傾向があるから

言えたもんじゃないんだけどさ、

だらしないマダムに似たら

それこそ困るだろうから、

ママみたいになったらあかんがな、って

気がつくと注意してるんだわさ。

マダムははじめ、こんな出しっぱなしは

例のあやつしかいないと思ったんだすよ。

信じられないほどぬけ作の

あやつだ。

そうだ、長女だ。

そしたら長女が

私じゃないって!!

って言ってきたんだわ。

むむむ、おぬしじゃないとなると

他に誰がいるんだえ?

そうなると、もう長男しかいないわな。

まぁ、こやつも十分にありえる。

こやつはご飯をあまり食べずに

お菓子をちょこちょこ棚から取って

食べるくせがある。

しかもそれを親に指摘されるのが嫌で、

マダムがいない時に

隠れ食いをする傾向があるんだわ。

マダムはお菓子を食べることが

ダメだとは言っちゃいないさ。

お菓子を食べてもいいけど、

ご飯もしっかり食べろやと

ちょこちょこお菓子をつまむあやつに

注文したんだわさ。

そしたら、なんだか隠れて

お菓子を食べるように

なっちゃったんだわ。

あー、情けない💦

なんでそれがわかったかっつーと

長男はお菓子の空き袋を捨てることを知らない。

これまた、残念な癖があるんだな。

先日ちょこっと紹介したマダムの好きな

舟形の底にチョコがついてるマフィンは

確か、7個入りだ。

それをちょこちょこと棚の中の袋に

手をつっこんで食べてるわけだ。

で、最後の1個を食べても

おそらく気づかないんだろうな。

空になった袋がそのまま、

お菓子の棚の中に

放置されているんだすよ。

この変な癖に気づいてから

マダムはあやつに

食べても構わないけどだ、

せめてラストを食べたんなら

空き袋をそのまま放置しておかないで

ちゃんと捨てろや

と言って聞かせてたんだわ。

トイレットペーパーの最後を使った人間は

ちゃんと空のロールを捨てろや、と

同じ理屈だ。

出来れば、新しいロールも補充して

欲しい所だが、まぁ、

この不思議ボーイには、そこまで

多くを期待しちゃいない。

あやつなりのペースで成長していけば

それでいいと思ってるわけだ。

でも、いまだにあやつは同じことを

繰り返すわけだ。

マダムが買い出しで

新しいお菓子を仕入れて

棚にしまうときなんか、

2つも3つも空き袋が出て来てだな

おい、何回言ったら直るんだ?

空き袋は捨てろっつーの!

とあやつを呼び出して

小言を言うことが繰り返されているわけだ。

ひどい時には、マダムが

1個も口にしないうちに

大好きな舟形のマドレーヌが

なくなっててだ、

おぬし一人でちょこちょこ食い

全部したな、こらぁ

ということもあるんだわ。

↑ま、いつも通りの散らかりようだけどこんな感じの棚なんだわ。

ここが在庫が豊富なお菓子のストック棚になっとります、はい。

 

 

そんなわけで長女じゃないとなると

長男だ。

マダム、長男を呼びつけて

長女に言ったことと同じことを

言ったがな。

そしたらだ、

自分じゃないって言ってくるんだわさ。

は?長女じゃないっつーなら

他にお前さんしかいないだろ!

どーして、そんなしょーもないうそを

つくんだ?とマダム。

お菓子を食べたことを

怒ってんじゃないっつーの。

食べたら、片付けろっつってる

だけなんだから、

ごめん、気をつける

で済むことだろーが。

マダム、だいぶイライラしとります、はい。

そしたら長男、

泣きながら自分じゃないって

言うわけだ。

。。。出たよ、泣きながら逆ギレして

自分じゃないっつーパターン。

もうおぬしの泣きながら逆ギレ、には

騙されないからな。

そうそう、このうそをついているのに

泣きながら自分じゃないって!!!

って逆ギレするパターン、

長女も通過したことがある発達過程だったな。

泣きながら自分じゃないって

ものすごい剣幕でまくしたてるもんだから、

マダムも思わず信用してしまってたけど

それが演技で、やっぱりうそだったってことが

あったんだ。

それが分かった時には

ホントにショックだったんだ。

子供がそういった手のこんだ演技をすることに

大きなショックを覚えたことと、

このまま成長したらっていう、

末恐ろしさを感じたんだな。

でも、マダムも確かに

そんな時期を通って大人に

なってるわけだ。

だから、3匹もうそをついて

バレて怒られたりして、

こんなしょーもないうそついても

百害あって一利なし、

ということを徐々に体験から学んで

うそをつかない大人に

最終的になってくれればいいと

思ってるわけだす。

だからだ、この長男の

演技泣きと怒りの剣幕にも

何度か騙されたことがあるマダムは

またはじまった、

泣いても騙されないからな!

とあやつに言い放ったわけだ。

そしたらあやつ、号泣だすよ。

マダムはマダムで

あーおそろしや、ここまでの

号泣も演技ともなると

ホントにおそろしいわい

なんて思ってたわけだ。

 

 

でも、やーっぱりしつこいくらいに

自分じゃない、と

言い張るわけだ。

わかったわかった、そんなに

お前さんじゃないっつーなら

もう、それでいいがな。

マダム、まだ疑惑を長男に

向けたままだすよ。

長女は完全じゃないにしろ、

うそを演技泣きで否定する時期は

だいぶ、終わりつつあるからね。

しょーもないうそをついても

何も得しないということも

悟ってきたんだろうな。

でも、長男の発達はまだ、

そこまでには全然、至っていない。

それに、どう考えたって

チビには届かないからね。チビはいーっつもこの台に乗って

手を洗ってるわけだす。

その上、この台を持って

色んなところに行くんだす。

で、お菓子の棚によじ登ろうと

したことも何度もあるわけ。

マダムはそれを見つけるたびに、

危ないよ、落ちて頭打ったら

死んでまうからやめなはれ

と注意してたわけだ。

その日もお菓子の棚の下に

台はあったんだわさ。

カウンターにチビが取れるように

パンやらクレープが

置いてあるからね、

チビは食べたくなると

台を近くに持ってって上がって、

カウンターの上のパンなんかを

自分でとることも

よくあるわけ。

念のため、チビに聞いてみたわ。

チビ、上の棚から

お菓子取って食べた?

チビは、食べてないよ~

っていうわけだ。

なんだか、すごーく嫌な気分。

3匹のうちのだれかが

うそをついてるわけだ。

お菓子なんて食べてもいいのに、

それを怒る気なんて毛頭なくて

ただ片付けとけよ、って

言いたかっただけなのにだ、

全員が自分じゃないって言い張るんだわさ。

どこをどうして

子育てを間違ったのか?

うそだけはつくなよ、って

育ててきたのに、

この中に裏切り者がいるんだわさ。

はー、。。。

マダム、情けなくなったんだわ。

でも、ぶっちぎりで

疑惑の目は長男に向けたままだ。

で、マダムは3匹に向かって

こんなことでウソつくやつは

地獄に行っちゃうんだからな

それがイヤだったら

今のうちにただ、食べたって

言えばいいのに

って言い放ったんだ。

そしたら長男が

僕はウソ言ってないから

地獄へは行かない

なんてさ、わざわざマダムに

あやしまれるようなことを

言いにくるわけだ。

ますます、あやつがあやしい。

挙動不審だしな、間違いない。

 

 

でも長女はだ、

もしかしたら長男は

ホントに食べてなくて、

チビかもしれない

って言い出したわけだ。

何?チビが1人で棚に上がって

取ったってことか?

それならそれで、

大問題だがな。

マダムは12歳の長女を信頼して

夫と買い出しに出かけているわけだ。

それなのに、長女は

自分の部屋にこもってたとか言い出すし、

長男もチビの動向を知らないとか

言い出すわけだ。

おいおい、それでいいわけがないだろう?

もし、チビが1人で

台を移動させてカウンターに

よじ登っていたら、落ちたら

大事故につながるぞ。

なおさら、ここで

誰が棚のお菓子を食べたかを

突き止めないことには

困るがな。

もし、チビだとしたら

長女と長男には

マダムと夫が留守中は

もっとしっかりと

チビを見ててもらわなきゃ困ると

注意しなきゃならないし、

台だってチビが好き勝手に

持ち運んで上がれないように

出かける時には

片付けるなりの対策が必要に

なってくるわけだ。

ちょっと待ってくれよ~。

大事故に至るかもしれないから

棚のものを取ったのが誰かが

知りたいだけなのに、

3匹はお菓子を食べて

怒られると思って

自分じゃないって言い張ってるのか?

マダム、情けなくて半泣きだすよ。

ってか泣いたんだわ。

チビだとしたら

対策が必要なんだから、

ホントの事を教えてくれ

って懇願したわけだ。

チビに再度聞いても

食べてないよ~、長女が食べたよー

って言ったりだ、

長男が食べたよー

って言ってることが二転三転するんだわ。

だめだ、チビは話にならん。

それでも不思議ボーイは

自分じゃないという。

やっぱり、不思議ボーイには

事の重大さがわかってないのか。

あやつにはこれから

こんなしょーもないうそをついても

何も得しないということを

どうやって教えていくべきか。

マダム、今後の課題が山積みだわさ。

 

 

最終的にはなんと、

次男がカウンターによじ登って

棚を開けて食べてたって

ことがわかったんだ。

かわいそうに、肝っ玉の小さい長男は、

マダムの怒りや悲しみに

いちいち反応して挙動不審になる

ばっかりに、大好きな母親に

ずーっとずーっと

疑い続けられた冤罪ボーイなんだわさ。

そうだ、マダムも長男に

ちゃんと謝ってなかったな。

かわいそうなことをしたから、

マダムも反省しなきゃいけないな。

で、どうしようもないことが発覚したのは

次男だすよ!!

こやつは不器用な長男とは正反対で

手先も器用、お菓子の袋なんかもいとも

簡単に開けるし、運動神経も

発達してるんだわさ。

とうとう、自力でカウンターにもよじ登るように

なってしまったわけだ。

さらにだ、ウソがだめだという

罪の意識も、まだほとんどないからだな、

かなり厄介だわ。

そのくせ、うそをつきだしたってことが

わかったわけだ。

次男にしてみたら

お菓子を食べたのがわかったら、

怒られるとしか思ってないわけだ。

だから、姉が食べてたと言ってみたり

兄が食べてたと言ってみたり。。。

しばらくは自分じゃないって言ってたくせに

長女が怒らないから教えて?って聞いたら

あっさり食べたよ~!なーんて

ニコニコしながら言い出すから

もう、ホントにこやつまでが

うそをつきだしたか、って

マダムもどっと疲れが出てきたな。

 

次男が食べたってことで

誰が食べたのかがわかって良かった分、

今度は長女と長男にお説教だ。

台に乗って高い所に上がろうとする次男を

おぬしたちに頼んで

マダムと夫は買い出しに

行ってるんじゃい。

それを部屋にこもったり、好きにテレビ見たりして

全くチビに注意を払ってくれてないとなると

それはそれで大問題。

高い所に欲しいものがある時には

自分でよじ登らないで

誰かしらに取ってもらいなさいって

チビに言って聞かせてるマダムの

努力が水の泡になるんじゃい。

さっきもチビには

お菓子を食べたことが悪いんじゃない、

自分でカウンターによじ登って取ったことが

ダメなんだ、

マダムがいない時は長女か長男に頼んで取ってもらいなさい

って言って聞かせたから、

くれぐれも目を離さないようにしてくれたし、

と言ったんだわ。

上の2人、特に長女は

マダムの言いたいことが

わかってくれたみたいで

ごめん、これからは

ママとパパがいない時は

次男を注意してみるようにするよ

って言ってくれたんだわ。

 

そんなわけで、

3匹の中にうそをついたやつがいて

マダムは長男を疑い続けて

長男はとーってもかわいそうな

冤罪ボーイだったって話し。

そして、次男があっけらかんと

うそをつくようになりはじめたって話し。

しょーもない我が家の悩みなんだけど、

これから次男も色々、あるんだろうな。

はぁ~。。。考えただけでもう、既に疲れてるわ(笑)

次男のキャラクターについては

また、後日紹介するからね。

 

おしまい。

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