きつね、その後…

ボンジュール。

マダム、家族全員おうち生活も9日目に突入。

北ロンドンは本日も快晴なり。

1日1回の散歩、早くもきのうサボってしまい、

真のダメ人間っぷりを発揮しているマダム。

それもはじめてのサボりではない、

むしろ散歩に行った回数の方が少ない。

そして。。。心なしか、

いや心なしなんかじゃあなくて確実に体が重い。

その上、ウエスト周りのもったり感が

増した気がしないでもない、いやする!

そりゃそうだ、家にずぅーっといるから

間食の回数がアップしている上に、

最近頑張って控えめにしていた白飯、

美味しすぎて毎晩2膳食べてしまっている。

これって、ストレス食い??

これはやっぱりまずいですよねぇ、なにか考えなくては。

 

マダム、コロナ騒動の前までは運動、

一応やっとりました。週に1回だけだけどね。。。

ズンバゴールドという、従来のズンバよりも

運動強度が低めのいわゆるご年配用。

マダム、ダイナマイトわがままボディの持ち主ではあるけれど、

運動は嫌いじゃぁない。

むしろ、結構好き💕

ただ、根性とか気合いとかとは無縁。

あくまで楽しくなくちゃ嫌。

そしてそして、今は見る影もなく肥えてしまったけれど、

マダムは小さい頃に

クラシックバレエをやっていたことがある。

今じゃ、恥ずかしくてそんなこと言えやしないけれど💦

だから実はダンスやエアロビクスが大好き。

20代の若かりし頃にはクラブでかっこよく踊りたくて、

ヒップホップを友達と習っていたこともある、アハハ。

ま、早い話がデブな割にはまぁまぁ動けるおデブ。

もちろん、スリムピーポーには敵わないけどね。。。

息切れしてゼーゼー言いながら、

なんとか動きについていくタイプね(笑)

階段はもちろん、ちょっと歩くだけでも息切れざんすよ。

で、いつも楽しく通っていたズンバが今週から当分お休み。

 

マダム、怠けだすと止まらなくなるので、

週に1回のズンバだけはとにかく続けると

決めていただけにホントに残念。

週に1回の運動じゃぁ減量は無理だけど、

これ以上の増量は防げていたのもあってね、

とにかく他の手段が見つかるまでは

辞めないで続けようって思っていたのよねぇ。

ダンスは大好きだけど、

みんなでやるから楽しいんであって、

1人でやってもねぇ。。。

オンライン構想もあるみたいだけれど、

オンラインで1人でドタバタとやるのもねぇ。

ま、この状態が長引くようなら

オンラインでやるしかないのかもしれないけれど。

 

 

さて、今日の本題、きつね、その後。

実はおとといの嫌な予感は的中し、

きのうの朝、確認にいくと息絶えていた。

やっぱり死ぬ場所を探していたのかな、

かわいそうに。。。っと思ったのも束の間。

ってか、きつねの死体は一体どうやって処理するんだ??

かわいそうだけどさぁ、正直、野生生物は

うちの庭で息絶えないでいただきたい。

夫と相談し、我々居住地区のカウンシル(自治区)の

サイトをチェックしてみると…

Dead animal removal(動物の遺体撤去)について

しっかりと記載されている。

念の為、我が家の大家さん(奥様が日本人なのでホントに助かる!)にも

相談してみる。

大家さん宅は北ロンドンの超高級住宅街の高台にあるのだけれど、

そこでもキツネはちょくちょく出没するらしい。

ロンドンは結構、公園もたくさんあって緑も多いから、

キツネも珍しくはないみたい。

へぇー、そうなのね~、って感心している場合じゃぁない。

庭にキツネが死んでしまい、

どうしたら良いかを尋ねるんだった。

大家さんはじめ、ロンドンに長年住んでいるお友達にも

色々聞いてみたんだけれど、

庭できつねに死なれた人は誰もいない。。。

マダム一家、ホントに不思議なほど

珍事やトラブルに遭遇する確率が高い。

何か持ってるのかなぁ??

いや、持ってないから遭遇するのか。

いや、持ってる!!

こういう時こそ、持ってると思いこまなきゃ。

ってな具合で、結局カウンシルに

連絡してみるしかないという結論に達する。

ただねぇ、このカウンシルが曲者なのよ。

この国に来てホントにビックリしたことの1つ、

カウンシルが働かない!!!

日本のお役所仕事も対応が遅いだのなんだの

文句たれていたけれど、そんなのの比じゃぁない。

まぁ、これについてはいつか書こうと思っているが、

とにかく仕事をしない、というか対応してくれるまでに

しつこいくらいメールや電話を続ける必要がある。

でも、電話なんて自動音声で色々な部署にまわされた挙句に、

メールで内容を送信するようにとの音声が流れて切れてしまう。

電話に対応する気、ゼロだ。

ちなみに警察もそうね。緊急じゃない限りは対応してくれない。

窃盗や盗難はインターネットを通じてメールで届けることになる。

日本の交番みたいにおまわりさんが対応してくれて、なんてことはない。

とまぁ、こんな具合なので、カウンシルにはほぼ期待できない。

ましてや、このコロナ騒動の渦中、死んだ動物の撤去に

役所が迅速に対応してくれるなんて可能性はほぼない気がする。

でも一応ね、やるだけのことはやっておこう。

ちなみにカウンシルのサイトによると、

公共の場での動物の遺体撤去は無料らしいけれど、

私的な場所での遺体撤去は63.33ポンドかかるとある。

お金かかるんかい!!

ってな驚きもあり。

でもお金払ってでも撤去してもらいたい。

ってなわけで夫、カウンシルに電話。。。想像通り出ない、

自動音声でメールで報告するようにと流れる。

その後はメールで状況を説明。

そうそう、マダムは英語が終わってるレベルでヤバいので、

こうした電話やメールは全て夫頼みね、

夫の愚痴を言う割に英語を使わなきゃならない場面は

彼にやってもらうしかないというのが情けない所。

そこまでが前日にやったこと。

想定通り、カウンシルからは連絡なし。

ってか今後も連絡も来ないか、

来ても2~3週間後になるんじゃない?

というのが我が家の予想。

それまで、キツネの死体を奥の木の裏とはいえ、

放置しておくかどうするか。

キツネの死因もわからない。

万が一、コロナとかだったらどうする?

そうじゃなくても変な病原菌持ってたら、どうする?

子ども達も庭で遊ぶだろうし。

実家の父やお友達に相談し、

埋めるしかないだろうなぁと言われる。

一応、大家さんにもご報告。

それしかないよねぇという結論に達し、

大家さんからも許可をもらう。

夫の在宅ワークが終了した17時過ぎから

やりましたよ、キツネの埋葬。

雨がしょっちゅう降るはずのイギリス、

連日の快晴で土が乾いていて固いし💦

ペットボトルに水を入れて何度も土にかけて、

柔らかくしながら掘り進めていく。

なるべく深く掘りたかったんだけど、

まぁこんなもんでしょ。

ライトの後ろのスペースに穴を掘ろうか悩んだんだけれど、

作業スペースがなかったのでここにした。

結果として正解だった。

で、キツネの死体を誰が運ぶか?

シャベルで転がす?

いやいや、いくらなんでもそれはかわいそうだよ。

パパがやる?→パパ、拒否。

パパ「あなたがやって。」

そう、我が家は肝っ玉かーちゃんの

マダムが最強、なの(笑)

マダムはアジアの旅先で首にヘビ巻いたり、

イグアナ触ったり、結構なんでも平気。

で夫は全く触れない。

マダムにチキン呼ばわりされてる散々な夫。

ってなことでマダムがやることに。

軍手をして運んで、その軍手をビニール袋に入れて

縛って捨てちゃえばいいんじゃね?

って作戦でマダムがキツネを運ぶ。

一応、衣類なんかにキツネの体が

つかないように極力薄着になり。。。(画像はあまりの醜さに添付できず、悪しからず)

そーっとキツネを置く。

死後硬直してるから、初めに軍手で触った時には

ビックリするほど堅かった。

どんな経緯で死んじゃったのかはわからないけれど、

やっぱりかわいそう。

最後くらい、我が家でしっかり埋葬してやらなきゃ。

キツネを持ち上げたらそんな気持ちになって、

思わず頭をなでる。

チビはキツネ死んでないよ、

寝てるだけだよ、と必死に訴えてくる。

ううん、死んじゃってるから

土の中にねんねさせてあげよう。

じゃ、触ってみていい?とチビ。

病気があったりしたら困るから触るのはやめておこう。

えー、触りたい触りたい、というチビをなだめて

一緒に埋葬。チビ、シャベルを手に

キツネに土をかけているの図。

これにてキツネの埋葬は終了。

安らかに眠ってね。

家に上がるなり、全ての衣類を脱いでまず洗濯。

このご時世だから、やや神経質になってしまう。。。

小さな可愛らしい鳥が穴を掘りだしてから来て、

キツネのそばをチョロチョロしていた。

あれはもしかしたら、キツネの友達だったのかなぁ?

って、ディズニーアニメの見過ぎか。。。

 

 

おしまい。

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