車について。

ボンジュール。

マダムの家族全員おうち生活も39日目。

北ロンドンは今日も晴れ。

そして、ぐうたらパワーアップサタデーだ。

って言ったって、まぁ、

夫が地下にはこもってなくて、

ちったぁ3匹と遊んでくれるっつーくらいで、

特になんも変わらないな。

 

 

きのう、ミックスビーいいぜよ。

イギリス長い人も使ってるし、

まぁ、みんなも時々はチェックしてみるといいかも、

っつー話しはしたわな。

んでもって、ミックスビーには

車も売ってるってことも書いた。

そこでだ、今日は車について書いてみようかと思うんだ。

ロンドン暮らしで家を探すのにだ、

まず、車を持つかどうか、ってことを

はっきり決めた方がいいと思うんだ。

これはもう、ホントに好みの問題。

歩いたり、バスに乗ったりという労力が

特に苦にならない、フットワークがいい人は

車なんて全然、必要ないっていうし、

マダムみたいにちょっとの距離でも

めんどくさがって車を使う

フットワーク悪いおデブは

いやぁー、車がないと不便ですがな

ということになるわけだ。

ロンドンのバスは本当に

市内を縦横無尽に走っているから、

バスと電車だけで暮らしていけることも

十分可能。

マダムの友達なんて、前に紹介したシティーマッパーを

フル活用して、

バスを乗り継いで

どこにでも行くからな。

その日の夕飯に食べたいものを

普通にバスに乗って買いに行くから、

ちょっと遠くないかえ?めんどくさくないかえ?

なんて聞いても、全然!!って言ってだな、

ホントに感心するくらい、フットワークがいいわけだ。

 

 

週末にちょっと遠出をするときだけ、レンタカーを

借りるっていうのも、ありだと思う。

実際に、かなり都心に住む場合は

車がちょっとお荷物になってしまうと思うのね。

おそらく、平日はほぼ使わないだろうしね。

週末だけの利用に、高い駐車料金と維持費を

払い続けるかって問題になると思う。

そもそもロンドンの中心部は車で行くところじゃないがな。

平日にロンドンの中心部へ車で行くときには

通行税(Congestion Charge : 渋滞税と言う人もいるな)

を払う必要があるしな。

これは、渋滞がハンパないロンドンで

2003年から実施されてる制度で

交通渋滞を緩和して、都市機能や都市環境を改善する取り組みなんだ。

要は、平日の午前7時から午後6時半までの間に

ロンドン中心部(約21平方kmの区域)に入るのに、

💰がかかるわけね。

公共の乗り物を利用するように仕向けてるわけだ。

だから、平日にロンドンの中心部へ行くのに、

車を使うという選択肢は

まずないと思ってもらった方がいいな。

ロンドンはとにかく、交通渋滞がハンパないから

移動に時間的な制約がある場合は

電車一択なんだわさ。

そうしないと、ちょっと渋滞にはまっちゃうと

もう、全然動かない。

マダムの住む郊外でさえ、渋滞がひどい時は

ホントにひどいんだ。

 

 

マダムの子供達もかつては超お高い私立の

スクールに通わせていたんだけどさ、

いつもは車で30分みておけば十分の道がさ、

ちょっと事故や道路工事なんかがあると、

いきなり1時間コースになるわけだ。

このせいで、子供たちのスクールにだって

何回遅刻したか、わからないぜよ。

スクールも渋滞事情はよくわかっているから、

遅刻には寛大で、特に何かお咎めがあるわけではないけどな。

それでも、朝、登校してから

みんなで歩いて近所のスポーツ施設に

スイミングに行く、なんていう予定に遅れちゃうと、

さらなる渋滞の中に飛び込んで行って、

マダムが現地まで送らなきゃならなかったりして、

それはそれは大変だったんだ。

車を停める場所を探すのも一苦労、

やっと子供を連れてスポーツ施設に

着いた時には、もう、ほとんど終わってるなんて

こともあって、泣きたいわさ。

大変な思いをして、ようやく子供を置いたら、

今度はまた、長時間かけて帰らなきゃならないわけだ。

それでだ、毎朝、渋滞の有無におびえて、

渋滞したらしたでイライラ焦りながら

子供の送迎をするのは、

マダムの精神衛生上、

絶対にいいわけがないと思ってだ、

子供のスクールは、自力でバスで通える長女を除いては

交通渋滞に左右されないところに変えるべきだ、

と強く夫に主張したわけだ。

 

 

帰りなんかもひどいもんでだ、

長男を4時にピックアップして、

道がスムーズだと4時半には余裕で家に着く。

でも、渋滞に巻き込まれると

下手すると5時10分すぎとかになるわけだ。

家でコーヒー飲んでくつろいでから

迎えに出たマダムなんてぇ、

冬はすぐにトイレに行きたくなってだな、

体をくねらせながら運転して、

家に着くと猛ダッシュでトイレに駆け込むわけだ。

次男なんかは

疲れ果てて車内で眠ってしまう。

アフタースクールに何か

習い事をさせようにも、

自宅に着く時間すら不透明で

何も予定が入れられない。

これって、ホントに時間の無駄じゃないかえ?

私立のスクールがいくら手厚くていいっつったって、

習い事の1つも出来ずに、スクールの

往復だけにこんなに時間かかってたら、

意味ないんじゃないかえ?

それに、確かに面倒見が良いのかもしれないけどさ、

そこまでコスパが良いとは思えんがな。

これがだよ、毎日、夜遅くまで

勉強させるとかならいいけどさ(笑)、

休みもめちゃくちゃ多いし、まぁ、レジャーも多いし、

ホントにゆったりした貴族学校ですがな。

💰がカツカツの我が家からしたら、

コスパ悪ぃな、ってなっちゃうわけだすよ。

まぁ、子供の転校は

1は💰がきつすぎた、だけど

2はスクールまでの渋滞がひどくて、

マダムがもう耐えられなくなった

っつー側面があるわけだす。

だから、9月からのボーイズのスクールはだ、

交通渋滞に左右されることなく

歩いて行ける場所であること、

まぁ、マダムがめんどくさがって車を出してもだ、

5分程度で行ける場所にしたわけだ。

それなら、疲労も少ないし、

アフタースクールに次男の公文の1つも

出来るだろうっていう思いがあるわけだ。

 

 

そんなわけでロンドンは郊外でさえ、

渋滞はかなりひどいものがあるんだす。

平日の車の用途は、完全にお買い物と

子供の習い事の送迎のみ、だ。

駐車違反の取り締まりも

かなり厳しいからね、

ロンドン中心部じゃなくても

近くにパーキングがない場合は

公共の乗り物で行くしかないがな。

ただ、マダム愛用の中華系スーパーや

コストコなんかは、やっぱり

バスで行くにはちょっときつい場所にあるから、

どういう場所で買い物したいか、っていうのも

考えるといいかもしれない。

マダムのめちゃくちゃ独断と偏見にまみれた印象でいうとだ、

車を持たずに過ごしている人達、比較的都心に

住んでいる人たちは、圧倒的に世田谷区出身の

人が多いな(笑)

彼らは、食材の通販をほぼ利用しているな。

そして、通販を使いこなしているから、

特に困っていないんだそうな。

まぁ、やっぱりオシャレなセレブっぽい感じが

するがな(笑)

マダムなんかは、大きいテスコなんかで

超デカいカートに下品なくらい買いこむからさ、

車のトランクが常にいっぱいになるわけだ。

だから、バスに乗って買い物なんつーのは

マダムが買い込む量からしたら

考えられないわけだ。

まぁ、みんなフットワークいいからね、

少ない量をちょくちょく買いに行ったり、

通販を利用したりしてうまくやってるわけだ。

その上、マダムみたいに

バカ食いもしないから、それで十分なわけだ。

こんな感じで、どのエリアに住みたいか(ゾーンなんかもね)、

普段の食料はどうやって手に入れるか、なんかで

車を持つかどうか、を検討してもいいかもしれない。

 

マダムの家はゾーン4のちょっと田舎なわけだ。

ロンドン中心部の喧騒からはかけ離れた、

静かな緑が多い下町だすよ。

この下町に、家の前に駐車場がついている

セミディタッチタイプ(一軒の家を半分に割った左右対称の2軒続きの家)の

家を借りて住んでいるんだす。

このタイプの家、イギリスは本当に多いんだ。

また、家についても後日、少し書くね。

 

 

マダムは夫が先にロンドン入りして、

家も借り、車も購入していたわけだけれど、

マダムとしてはだ、運転のハードルが

めちゃくちゃ高かったわけだ。

そりゃそうだ、異国で運転したことなんて

一度もなかったからな。

とりあえず、日本からは国際免許証を

発行してもらってこっちに来たんだ。

その後、夫がなんだか手続きしてくれて

こっちのドライバーライセンスが手元に来たな。

(*在英日本国大使館:英国運転免許証への切り替え手続き を参照してくれたし)

そうそう、こっちはドライバーライセンスは

運転時、必携ではないだす。

あとはだ、イギリスに住み始めて5年以内に手続きをしないと、

英国運転免許証への切り替えが出来なくなるので注意な。

これはだ、先日帰国しちゃった

駐在7年の大ベテランママさんなんだけど、

会社の補助が年々減ってきて、

家賃と家の広さのバランスで

ロンドン中心部から少しずつ田舎に3回だか4回、

引っ越したんだわ。

最終的に、マダムが愛してやまない我が下町に

来たんだけどさ、中心部から比べたら、

彼女はやっぱり不便に感じたみたいなんだ。

で、運転しようと気持ちが変わり、

日本からの免許を切り替えようとしたらだ、

既に在英5年が経過しちゃってて、切り替えが出来なかったって

ぼやいていたから、運転する可能性がある人は

手続きはしといた方がいいだろうな。

 

おっと、話しが逸れてしまった。

車の運転ね、マダム怖くて怖くて、

1ヶ月以上、出来なかったんだ。

何がこわいって、あのラウンドアバウトだすよ。

交差点にある、大きな丸い輪なんだけどさ、

いつ、どのタイミングで入っていいのか、

全くわからないんだわさ。

やっとの思いで入っても、出方もわかんないし💦

(Lib  英国生活ガイド2019より引用)

まぁ、見てるだけでこわくて、

ちょっと運転は無理かもな。。。

ずーっとバスと電車で過ごすかな?って

本気で思っていたわけだす。

で、結局どうしたかっつーと、

子供が通い出したスクールのママ友から

日本人のドライビングインストラクターが

いるっていうのを教えてもらい、

紹介してもらったんだ。

ちょっと記憶が定かじゃなくて申し訳ないんだが、

1回につき、2時間のレッスンで

70か80ポンドだったと思う。

教習用の車か、家の車のどちらで練習するかを

選べて、マダムは家の車でレッスンしてもらったんだ。

まぁ、それなりにいいお値段だったんだけどさ、

これはホントにありがたかったと思うわ。

このドライビングの教習を3回やってもらって

なんとか運転が出来るようになったんだ。

イギリスは日本と同じで、

左側通行だからね、

慣れれば運転自体はしやすいと思うんだ。

ただ、マダムが感じたことは

ものすごーくメリハリのある運転をする人が

多いだす。

車が流れている時には

かなりのスピードで運転するし、

ラウンドアバウトなんかでも

バッと出る時は出るし。

とにかく、迷ってもたついた運転しようもんなら

すぐにクラクション、鳴らされるんだわ。

そうそう、クラクション、すぐに鳴らされるのよ💦

やっぱり、文化の違いだろうな、

マダムははじめ、クラクション鳴らされて

テンパっちゃったんだけど、

こっちの人、特に悪意もなしに

ホントにビックリするぐらい、

すぐに鳴らしてくるんだわ。

知らせてくれてるつもりみたいね。

例えば、青信号になって1秒でも遅れると、

瞬時にブー、だすよ。

右折や左折を一瞬、出遅れただけで

また、ブー。

とにかく、こういうことにもはじめは

ビビッていたんだけどね、

インストラクターに色々、教わって

1つずつ、不安を解消していったわけだ。

マダムは今までに、運転に困ってる友達を2人紹介したけど

(もちろん、仲介料なんてもらっちゃいないよ 笑)

1人は免許はあるけど、もう、ウン十年も運転していない

ペーパードライバー、彼女は10回くらいの教習で卒業したな。

もう1人はアメリカ駐在からイギリスに来た人で、

彼女は運転はしていたけれど、右側通行の国から来て

こわくて運転できないって言って、

レッスン受けてたな。

3、4回で卒業したと思う。

人によってはこんなレッスンなんて必要なく

普通にバリバリ乗りこなす人も

いるんだろうけどさ、

マダムはとにかく、このレッスンは

心強かったな。

そんなわけで、まぁ、車に関してね。

車を持つかどうか、

マダムがはじめこわくて出来なかった

運転をどうやって克服したかって話し。

 

おしまい。

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