え?おうちご飯って…

ボンジュール。

マダムの家族全員おうち生活も23日目。

北ロンドンは連日、恨めしいほどの快晴。

 

きのうは空想の国の女王マダームが登場したな、そういえば。

じゃ、今日は大食い王国の女王マダームに登場してもらいますか。

あ、っとその前に食に関して思い出したんだった!

タイトルを変更しとこうな。

 

先日、ロンドンに残っている友達から

毎日3食の子供の食事を作るのも疲れた~!!

メニュー考えるのもイヤになる~!!

ってLineが来たのよねぇ。。。

何?食事の支度だと!?3食かえ??

とマダム、めちゃくちゃ動揺しちまったよ。

え?おうちご飯って。。。3食作るものですのん?←本日のお題な。

マダムはだな、大きな声じゃ言えないが朝・昼は

ほとんど作らんな。大きな声じゃ言えんがな、大きな声じゃ言えんがな。

シリアルやパンやクレープをそこらへんに置いといて

勝手に食べぃってやってるがな。

昼はチーズやサラミを添えて、サンシャインリゾートでのんびり食べるな。

さすがに3食それじゃーまずいから、かろうじて夕飯は

肉とか魚焼いて、野菜つけて、して食べとります、はい。

食育?大切なのはわかっとります。

ただ、考えてみんさい、山中教授はこの闘いは長いマラソンになるかもしれんって

言ってたがな。

だからマダムが何を言いたいかっていうと、

おかーちゃんの精神衛生も大事なわけよ。

もしだよ、これが長期戦になったら

3食毎回、栄養バランスを考えながら作れます?って話だ。

ま、絶対に完璧にやりきっちゃうおかーちゃんもいるのよ、確かに。

マダムの友達にも何人かは完璧おかーちゃん、います。

ただ、正式名称:マダム・ぐーたら・セルフィッシュ・チョリの

マダムはだな、ぜーったいにぜーったいに出来ないな、

考えただけで、クラクラするわ。

だから何が言いたいかというとだ(2回目)、

まだ日本で、子供を家に置いて働きに行かざるを得ないおかーちゃん、

スーパーのサンドウィッチだけ買って子供に置いてきちゃった、だの

おにぎりだけ置いてきちゃっただのって

自分を責めなくて大丈夫だす!!

ここに、働いてもいないのに、もっとひどい

空想の女王マダームがいるざます、っつー話しだな。

食育、はい、それは大事だす。

子供のために、赤と黄色と緑だっけ?の食品を

バランスよく食べましょうってやつね。

でも、おかーちゃんがやらなきゃだめだーって

精神的に追い込まれちゃー、食育もへったくれもないですがな。

マダム、いっつも思うんだす。

歯の専門家は歯の観点から物を言うでしょ、

栄養の専門家は栄養学の観点から物を言うでしょ、

幼児の専門家は子供の発達の観点から物を言うでしょ、

母子保健の専門家はおかーちゃんや子供の心の観点から物を言うでしょ。

だから、それぞれのアドバイスがその専門に偏りがちに

なっちゃうんじゃないかって思うわけだす。

ま、当然っちゃ当然なんだけどね。

誤解をおそれずに言うならば、

一番いい例がおやつよ。

歯医者さんの観点から言えば、おやつは基本はダメ!

甘いものは虫歯になるから、特に飴みたいに口の中に長いこと残るものはダメ。

口内細菌を増やさないようにするには、食事と食事の時間はしっかり

あけなさい、

間食をとりたければ食後に一緒に取り、何も食べない時間をきちんと確保しなさい

でしょ。

子供の発育の面では補食は必要不可欠で、

子供の胃袋は小さいので、たった3回の食事じゃまかなえないから

おやつを10時と15時くらいに与えましょう、

ただし、補食はバナナやさつまいもなどの自然な食品がよいでしょう。。。

とかさ、まぁ、いろいろなアドバイスがあるよねぇ。

でも、子供が喜んで食べたのはスティックパンだったり、

チップスだったりしなかった?

魅力的なおやつの味を覚えちゃったら、バナナやさつまいもには

見向きもしないっていうね(笑)

そこでだ、はじめっからそういうおやつの味を

覚えさせなきゃいいんだろうけどさ、それでいて

この時期は味覚が発達する時期ですので

色々な食品にふれさせましょうなんて育児書に書いてあったりして、

赤ちゃん用のおやつなんかもいっぱいいっぱい売られてるわけでしょ。

そうなのだすよ、だからね、育児のハウツーみたいなものに

ストイックに取り組みすぎるのもどおなの?って思ってしまうわけよ。

信じられないことにマダムは元看護師だけどさぁ、

まぁ、真面目に食育にも取り組んでないし、多分インチキだな(笑)

80歳のおじーちゃんが目の前にいたら、

厳しい食事制限の指導するより、

食事制限はまぁ無理のない範囲でいっから

好きなもん食べて、楽しく暮らしなさいな

って言っちゃうからな💦

元は精神科だったしな、食育よりは

おかーちゃんと子供の心の健康重視だな(笑)

 

でさ、お菓子は悪、ってことで

チョコレート1つ食べさせない、とかすんごく厳しく育てたとして、

その子が心も体も健やかに育つか?って話だ。

長女のスクールにもいたがな、全くお菓子を食べさせてもらっていない子。

インターナショナルスクールはスナックタイムっつーのが10時半くらいにあって、

ビスケットやフルーツなんかの軽食を持って行っていいのよね。

で、お菓子を厳しく制限されているおうちの子なんかは

ナッツやフルーツしか持ってこないの。

その子のママは

自分ちの子は体にいいものしか食べさせていないわ

って思っていたんだろうけどさ、実際はその子がボスみたいになって

周りの子供のチョコレートやビスケットを巻き上げて食べていたっていうね。

ママに見つかったら大変なことになるから、

スクールで大慌てでほおばって、

証拠隠滅のためにゴミもきっちりスクールで処理して、

しまいには口の中の食べ物のカスからバレないように

うがいまでしてから家に帰るっていう、念の入れようよ。

これってさ、虫歯予防とか発育の観点で

おかーちゃんは頑張っていたのかもしれないけど、

じゃ、その子の心の発達としてはどおなの?って話じゃない?

ボスになって、周りの子のお菓子を巻き上げたり、持って来させたりしてさ、

親にウソついて慌てて食べあさるんだよ。

だから、マダムはどっちかの専門にすんごく傾倒しちゃっているような

子育て論はぶっちゃけ、あんまり信用してないな。

ひねくれものでもあるからな。

ま、たいがいにしてお菓子を厳しく制限しているおうちの子は

よその家でむさぼるように食っております、はい。

それを、たまの機会飲食としてよし、とするならいいけどさ、

たいがいの親はその事実すら知らない場合が多いだす。

ついでにあれな、

無添加食品しか食わせて与えておりませんのよ、うちは、オホホ系な。

あれもどおなのよ?って思っちゃう。

うちの子はマック食べられないの、

添加物とかすぐにわかるみたい、

ってすんごい得意げに話しておいて、

我が家に預けに来るっつー神経ね。

子供と他の友達がマック食べたい、って盛り上がってるのに、

私はマック食べられない、って。

あれも食べられない、これも食べられないって、食べられないもの多すぎ。

そういう食べ物に並々ならぬ情熱を費やして子育てしている親はだ、

もし、よその家に子供を預けたいのならば、食べ物持参が常識な。

無添加食品しか食べられない、とかガタガタいうなら

一生、自分の家で無添加食品を食べてなさいっつー話しな。

無添加食品、もちろんいいですよ、そりゃあ。

それを選んで食べるなり、調理するのは素晴らしいですよ。

でも、マダムは違うな。

3匹にはどこに行っても、なんでも食える子に育って欲しいな。

サバイバルな環境だったり、食に疎い国でホントに3食素っ気ないパンしか

なかったとしても、普通に食べて、生きてて欲しいな。

ま、言い訳だけどさ、あんまり食に手をかけすぎないのも、

どこででも生きてって欲しいのもあるわな。

だって、大変じゃない。あまりにもグルメで

これも口に合わない、あれもちょっと。。。なんて言って食べられないようじゃ。

マダムは自分の3匹には世界中、どこに行っても、何出されても、

それを面白がって楽しんで食べて来るぐらいの、

たくましい子になって欲しいけどな。

ま、うちの長男君はとにかく偏食だから大変で、

残念ながら何でも食べられるたくましい子とは程遠いけど、

でも、パンとハムとチーズがあれば生きてけるみたいだからさ、

グルメとかじゃないわな。

長女はちょっとグルメかもな。

でも、何でも食べるし、たくましいな。

おそらく、食に対しての興味・関心があるんだろうな。

このぐうたらマダムにテキトーに育てられたせいか(笑)、

最近は一人でしょっちゅうお菓子を作ってるな。

ま、これは親友Mの影響が大きいけどな。

3月上旬に日本に帰ってしまった、若者代表の親友Mは

マダムが語学学校で運命的な出会いをした日本人の友達。

マダムの家にしょっちゅう遊び&手伝いに来てくれて、

3匹もそりゃー彼女になついてさぁ、

マダム一家にとってはホントに大事な存在だったのよ。

長女なんかは兄弟で一番年上で

マダムからいつも厳しく育てられたもんだから、

Mのことをお姉ちゃんみたいに慕っていたわけ。

で、このMが長女に与えてくれたのが、料理をする楽しみだったわけだす。

マダムは家事が苦手&大嫌いだからさ、

ご飯一つ作るのも、

あぁー、嫌だイヤだ、めんどくさいったらありゃしない

なんてブツブツ文句言いながらやるからさ、

子供に楽しく料理を教えてやることが出来なかったわけよ。

そんな時に、我が家に舞い降りた救世主M様よ。

彼女は若いのに、とっても料理上手で料理好き、ときたもんだ。

最強よ、いつでもお嫁にいけるくらい完璧なの。

そんな彼女が、料理が苦手なマダムに代わって

長女のお姉ちゃんとなり、一緒に料理を作ってくれたもんだから

長女は料理が好きみたいね。

ま、こうやって書いてると

マダムはなんだかんだで

人との出会いの面では、本当にツイてるな。

今までの友達にしても、全ての出会いに感謝なり。

おぉー、神様、ありがとう💕←ちなみに、マダムはなんの信仰もありませぬ(笑)

で、長女はパスタやわらび餅や、キャラメルポップコーンやら

ラスクやらを毎日のようにレシピを見ながら

マダムや弟に作ってくれているのだす。

マダムが控えなきゃならないスィーツを

作ってくれちゃうんだすよ(笑)親があんまり手をかけないサバイバルな環境で育つと、

一番上の子供が生き残りをかけて自分で料理をするようになるっつーね。

なんだか、長女が少しずつ料理をマスターしてきてラッキー♪

ってオチで今日は終わるな。

ちなみに親友Mは

イギリスのワーホリに当選したから、

9月くらいには戻ってくる予定。

ただ、この状況がこの先どうなるかわからないから、

9月に再会できるかはわからないんだけれど、

マダム一家は首を長ーくしてMを待ってるわけだ。

M がイギリスに戻ってきたら、かつマダムのブログが続いていたら

頻繁に登場する予定なので、

乞うご期待!

今日はなかなかの毒も吐いたな(笑)

 

おしまい。

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